内容説明
世紀末に読む!ノーベル文学賞作家パール・バックが描く愛と創世の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
少穆
3
これは非常に面白い。読んでいる途中で何度も感動のあまり涙を浮かべそうになってしまった。 ただ私は新約聖書を読んだことがあり、旧約を読み終えたことがないという状態でこの本を手に取ったために、「ああ! 聖書のあの冗長な部分をこんなふうに読みやすく省略しているのか」などとわかり、それもあってとても面白かったので、この本を読むなら先に聖書を読むことをお奨めしたい。 ★★★★★2012/07/06
belly
3
初めて読んだけど、結構物語として面白かった。旅行に行くにも必要な知識ですし。「陽気な心は良薬であるが、陰気な心は骨を枯らす」、「憎しみは争いをひき起こし、愛はすべてのとがをおおう」 教訓がいっぱいだ。2010/10/12
ろい
2
どっかで知識として知っておかなければいけない聖書をざっくり読んでみたい、そんな自分にぴったり。 面白い、面白くないとはまた別格だよなぁ。 どうしても分析しようとしてしまうのは悪いところ。古事記もこれぐらいメジャーになってくれればなぁ、と思わんこともない。2014/03/06
安藤スミス
2
おおよそこの世の多くの物語、思想、芸術とありとあらゆる文化に根強く残る聖書の爪あと。別にクリスチャンではないけれど、知識と教養として読んでみた。旧約の方は物語としての側面が強いですな。有名なやつもちらほら。2013/04/10