出版社内容情報
井上 正[イノウエ タダシ]
著・文・その他
内容説明
私たちは自分を超えた盲目的な力によって制約を課され、場合によっては生死の鍵すら握られていると感じることはないだろうか。アルベール=カミュはこのような不条理を直視し、明晰に理解しようと努めることをやめなかった。そしてこの苦行に耐えつつ生きる人間像をカミュが作品世界の中に自律させたとき、そこには愛のオーラが光を放っていた。不条理な宿命に反抗するというストイックな登場人物たちの沈黙の彼方には愛と幸福への希求が鉱脈のように存在している。本書では様々な相貌を呈するカミュの生涯と作品に切り込んでゆき、現代人としてカミュを読むことの意味とその魅力をさぐることにする。
目次
1 生い立ちの光と影
2 文化活動とジャーナリズム
3 たたかう市民から栄光の作家へ
4 “反抗的人間”と論争
5 悩めるカミュ
6 『転落』
7 『追放と王国』
著者等紹介
井上正[イノウエマサシ]
東京都生まれ。東京外国語大学外国語学部卒業。同大学院修士課程修了。青山学院大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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