感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
左手爆弾
3
内容的には同じ著者が後で書いた『アルチュセール全哲学』の方が充実している。本書はアルチュセール自身の思考よりも、彼を取り巻いた同時代の状況、フランス哲学やマルクス主義にページが割かれている。記述は平明であって、弁証法研究・マルクス研究・イデオロギー研究の3つに絞った解説は、何故アルチュセールが重要なのかを理解するのに助かる。それにしても、これが書かれた時代にはアルチュセールはまだ生きていた。ついでに、今村仁司も生きていた。なんだか、時代の中の書物になってしまっていると感じた。2016/04/08
全滅しました
0
フランスのマルクス主義諸派についての解説が詳しい。コンパクト。2017/01/15
p-book
0
アルチュセールの思想の中からスピノザに由来すると思われるものを見つけることができた。「[思考と実在という]二つの異質の過程をひとつの観念的世界にまとめあげることは不可能」(p148)。「「支配因」と「決定因」の区別」(p136)。2014/08/01




