感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
向う岸
4
この本自体はマルクスの個人史を扱っており、マルクスの思想についてはやや物足りない内容だった。資本家の横暴から労働者を守るという所から出発した共産主義の理想は素晴らしいのだけど、その後のソ連を始めとした共産国がどうなったかを知っているので、なんとも言えない。人間が労働から解放されるには、高度に発達したテクノロジーが必要なのだが、現代人は余暇が増えるどころかその分労働を押し付けられるというのはどうなっているのやら。人間は他人が暇そうにしているのが許せないんだろうか。2012/11/20
ローリングエルボー
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マルクスの個人史2017/02/07
dantom
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マルクスの一生。彼が如何に勉強し、金銭的に困窮し、周囲の愛に恵まれたかの記録。それにしても、役員やら支部長やら、頼まれたら断れないタイプなのか。2017/01/30
えむ
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マルクスの思想と障害を概説。少ししか触れられていない著作もあったが、基本的には読みやすかった。2016/11/03
Ikkoku-Kan Is Forever..!!
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人と思想シリーズって、読んでていつも感じるのは筆者の思い入れの強さだけど、取り分けこのマルクスはそうだなと。本書で、中学生並の知識を獲得したとこで、筆者が言うように、実際にマルクスの著書読んでみる。2012/10/06