出版社内容情報
コンパクトなのに、刺しゅうの基礎はもれなく入っています。最も一般的な欧風刺しゅう(自由刺しゅう)のステッチはもちろん、クロスステッチ、リボン刺しゅう、ビーズ刺しゅう、アップリケまで。思わず刺してみたくなる、素敵なサンプラーも多数紹介。初心者の方はもちろん、ふだんから刺しゅうをしている人こそ、手元に置いておくには最適な一冊です。
内容説明
自由刺しゅうのステッチ17種とクロス・ステッチ、リボン刺しゅう、ビーズ刺しゅう、アップリケの基本テクニックを詳しく解説。
目次
刺しゅうについて知っておきたいこと(刺しゅう糸について;布と芯について;刺しゅう針について;刺しゅうに必要な用具 ほか)
自由刺しゅうのステッチ17(線のステッチ;面のステッチ;ワンポイントのステッチ;つなげるステッチ)
クロス・ステッチ
ビーズ・スパングル刺しゅう
リボン刺しゅう
アップリケ
著者等紹介
安田由美子[ヤスダユミコ]
文化服装学院デザイン専攻を卒業後、同校に洋裁の教員として勤務。手芸誌で作品を発表したり、手芸にまつわるコラムの執筆を行ったりするほか、海外の手芸書の日本語版監修も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リコリス
38
基礎って意外と知らないもの。ちょっとしたコツで仕上がりが綺麗になると嬉しい。刺していると糸がどんどんよじれていくのを直す方法や糸の保管方法から2本どりの糸を上側だけ針で割りながら刺すクロスステッチの糸のよじれ対策まで綺麗に刺す方法も丁寧に書かれていた。刺繍糸専用の糸通しもあるんだと知った。どの刺繍もかわいいけど、やっぱり自分って大雑把だなと再確認もしてしまいました(笑)2018/01/13
nuit@積読消化中
36
★★★★☆2018/04/30
ひめありす@灯れ松明の火
35
ロングアンドショートステッチが綺麗に刺せた試しがなくていつもつまっちゃうんです。小さい物ならサテンステッチでだけどなー。と思っていたところで、なんと三種類も方法が。しかも微妙に仕上がりが異なる!等の知って得する情報が沢山ありました。こういう努力が出来上がりの差ひいてはプロかアマかになって現れるんだなあ。クロスステッチやリボン刺繍などの良く目にするものもあったけど、一番最後におまけの様に乗っていたオートクチュール刺繍(作者さんはこれの専門家だそう)が気になりました。スパンコールやビーズが沢山でとっても素敵!2018/03/11
山猫
21
これは本当に素晴らしい本です。「基礎」と言いながら、全然基礎じゃない本はたくさんありますが、これは違います。編み物縫い物ともやりますが「刺しゅうだけはダメ」だった私もこれならやれるかもしれないと思えてくる一冊。糸のあれこれ、それぞれの糸に適している針の選び方など、手取り足取りとはこのことです。実際に刺す以前の準備の方がずっと大切なのがよく分かりましたし。学校の教科書がこんな風だったら、刺しゅう愛好家の裾野はもっと広がると思います。 2018/08/29
Taka
13
汝星の如くを読んで、そもそも刺繍ってなんだ?と思って借りてきた本。全然縫い方わからないし、縫ってあるものを見てもへええーぐらいしか思わなかったけど、ビーズ刺繍は、綺麗〜と思った。リボン刺繍とかも洗えなそうだけど見てる分には綺麗。ので今度ビーズ刺繍の作品とかがもっと見れるものを借りてこよう。自分の好きは才能。私は刺繍に心躍らないけど、読書や落書きは大好き。他にも心躍るものに出会えるのだろうか。本が出せるようになるまで極めれるものはあるのだろうか。2023/06/08