Century Books 人と作品 18<br> 二葉亭四迷 (新装版)

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Century Books 人と作品 18
二葉亭四迷 (新装版)

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  • サイズ B40判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784389401269
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C1395

内容説明

二葉亭が自らに「くたばってしまえ」と言い放って、ペンネームを「二葉亭四迷」とした、という話はよく知られている。自分が文学者であることを何よりも嫌悪し、幾度か文学を放棄した。しかし、そのようにして書かれた彼の創作、翻訳、評論が、近代日本文学確立のために果たした役割は非常に大きい。また、『浮雲』『其面影』『平凡』等、数少ない彼の小説は、今なお色あせることなく我々に感動を与えるが、その背後には、明治の知識人としての彼の深い人間的苦悩があった。若くして、政治・外交官を志してロシア語を学び、大陸へ渡ること二たび、志のとげられぬままついに旅先で病を得てシンガポールのベンガル洋上で四十六歳の生涯を閉じる。その波瀾多い苦難の生涯は、単に文学者という域にとどまらず、いわば明治という近代文明黎明期の一先駆者の人間記録としても、万人の胸をうつものである。

目次

第1編 二葉亭四迷の生涯(文学への眼覚め;野心と絶望;青春彷徨;生活の嵐の中で;父の死 ほか)
第2編 作品と解説(浮雲;其面影;平凡;翻訳および文学論;むすび)

著者等紹介

福田清人[フクダキヨト]
1904(明治37)年長崎に生まれる。1927年東京帝国大学文学部国文科卒。立教大学教授をへて、実践女子大学教授、日本近代文学館常任理事を歴任。1995年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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