出版社内容情報
マネジメントのできる料理人が、スタッフを育て、店を輝かせる
「ホスピタリティ」の大切さを広めたサービス産業指導の第一人者である著者は、レストラン経営のコンサルティングでも豊富な実績を持つ。調理やサービスなど現場の技術を大切にしながら、人材育成や計数管理を含めた的確なマネジメント指導に定評がある。
その経験を生かし、オーナーシェフをはじめとする料理人に向けてマネジメントの基礎を平易に解説したのが本書だ。
交流の深い4人のトップシェフとの「マネジメント談議」も併載。
料理人はもちろん、飲食店経営を志すすべての人にとって必携の、強い現場づくりの手引書である。
内容説明
withコロナをどう生き抜くか。名店を支えるシェフ&店主4人との対談も収録!
目次
第1章 「職業人」としての料理人(正しい「職業人」であるために大切なこと;料理人にとって必要な「教養」とは ほか)
第2章 数学に強い料理人になろう(数字で示すことが経営の出発点;店の人気を左右する原材料費の管理 ほか)
第3章 「プランニング」の力を磨こう(「ロマン」だけでなく「現実」を見据える;計画は「構想→基本→実施」の3段階で ほか)
第4章 料理人こそサービスマンたれ(QSCにおけるサービスの重要性;4つのキーワードでサービスを考える ほか)
第5章 人を育てるのは料理人の責務(人材育成は組織をつくることがスタート;採用の成否で店の将来が決まる ほか)
著者等紹介
力石寛夫[チカライシヒロオ]
1943年神奈川県逗子市生まれ。早稲田大学卒業後、米国ポールスミス大学ホテル・レストラン経営学部に留学。同大学卒業後、米国のマーク・トーマスエンタープライズ社などでの修業を通じてレストランマネジメントを学ぶ。帰国後の72年にトーマスアンドチカライシ(株)を設立してホテル・外食・サービス業に対するコンサルティングを開始。2010年、米国の料理学校Culinary Institute of Americaの日本大使に就任。2012年~14年に経済産業省の施策「おもてなし経営企業選」の選考委員会委員長、2015~18年に同省「産学連携サービス経営人材育成事業」審査採択委員長を務めるなど、幅広い活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
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