出版社内容情報
人気店のパフェの構成とパーツのレシピ、盛りつけのコツを、たっぷりとご紹介パフェは、パティスリーにとっては、既存のパーツを用いながらも高価格で提供でき、売上減に悩む夏場の集客に効果が期待できる、注目のアイテム。
多くのお客を魅了するパフェをつくるには、フルーツの選び方やカッティングのテクニック、アイスクリームをはじめとする自家製パーツの味わい、
味と見た目のトータルデザインなど、さまざまなポイントがある。
本書では、味の構成やデザインの美しさで、絶大な人気を誇るフルーツパーラーやパティスリー、専門店に取材。
店で提供しているパフェの構成やパーツのレシピ、フルーツカッティングや盛りつけのテクニックをあますところなくご紹介する。
取材店:
フルーツパーラーフクナガ
フルーツパーラーゴトー
タカノフルーツパーラー
千疋屋総本店フルーツパーラー
ノイエ
カフェ中野屋
パティスリィ アサコ イワヤナギ
パティスリー ビヤンネートル
アステリスク
トシ ヨロイヅカ
ホテルインターコンチネンタル東京ベイ
デセール ル コントワール
アトリエコータ
カフェコムサ池袋西武店
デリーモ
ショコラティエ パレ ド オール 東京(順不同)
柴田書店[シバタショテン]
編集
内容説明
16店、パフェ75品。
目次
1 みんな大好き定番フルーツのパフェ(モモ;イチゴ;マンゴー ほか)
2 ちょっとめずらしいパフェ(カキ;柑橘;トマト ほか)
3 チョコレート、お茶、コーヒーのパフェ(チョコレート;抹茶;コーヒー ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
53
ほぅと息をもらしながら眺めることしかできない本。有名なお店のパフェの構成と盛り付けが詳しく解説されている。フルーツパフェといっても、作る人の個性とセンスで全く違うものが仕上がるのだなあ。昔、学校帰りによく食べた、底にコーンフレークぎっしりのとはわけが違う。品質のよいフルーツをスパスパとカットして、アイスクリーム、シャーベット、フルーツソース、生クリームと層を重ねた所に美しく盛り付け。値段書いていないけれど、どれも相当お高そう。アメ細工やチョコの飾りが華やかすぎると、パフェがきた時、なんか照れてしまう。2021/08/22
リコリス
30
カシスのメレンゲ、ロゼシャンパンのジュレ、葛で作るブドウのジュレ、アガーで作るレモンのジュレ、レモンのミルクジェラート、ココナッツのブランマンジェ、タカナシ乳業のバニラアイス。見た目だけで充分かわいいのに読むとますますたまらない〜笑。食べたいのは山梨県産白桃のパフェ、苺とローズマリーのロゼサバイヨン、宮崎県産マンゴーのパフェ、シャインマスカットとピオーネのパフェ、3種の利きいちじくのパフェ、洋梨といちごのパフェ、マスクメロンパフェ、レモンのパフェ、プラムカシス、パルフェ・オ・ショコラ・アラトシまだあるよ〜2021/04/10
nbhd
24
パフェを甘く見ていた。パフェ評論家・斧屋さんの檄に触発され、パフェ関連本を立て続けに読んでいたら、「むっ、いったい何だ!このフルーツやら何やらがグラスに盛られたモノは!?」と認知が溶解してきた。パフェのゲシュタルト崩壊と言っていい。ここで僕は、ある教訓を得た。『対象への認知が崩壊して初めて、構築が始まる』。そして、次いで手にしたのがこのパー璧な本だった。パフェの素材、仕込み、作業工程、グラスの種類、巡礼地(専門店)などが周到に紹介されたヴィジュアルブック。圧巻だった。あぁ、甘く見ていた自分を深く恥じたい。2021/12/11
はるごん
16
美味しそうなパフェがいっぱい。作るには専門的で難しそうだが見ているだけで幸せ。簡単なグラスでこんな素敵なパフェが出来るのは魔法のよう。2021/03/13
スイーツアナリストRaico
3
16店75品のパフェが解説付き、少しレシピ付きで掲載。有名店が多いが、自分の好みは独立パティシエ系のものだとわかる。好みの店には足を運んでみようと思う。すべて関東のお店だったのは残念。 2018/08/30