出版社内容情報
一言で「貝」といっても味や食感、香りなどはさまざまで、知れば知るほどおもしろいと貝好きは口を揃える。なんといっても旨みの塊であること、そして貝料理はお酒との相性が抜群にいいことも、料理店にとってはありがたい。しかしまた、下処理や保存法、火入れの仕方などを間違えば、たちまち料理が台無しにもなってしまう難しさも併せ持つ。また、料理のバリエーションが広がらないといったお悩みもあるだろう。そこで本書では、専門店に貝の基本的な下処理や定番の料理を、そして、それぞれの貝の持ち味を活かす魅力的な料理を、各ジャンルのシェフたちに多数ご紹介いただいた。貝をメニューのウリにするために、ぜひお役立ていただきたい。
目次
1 調理のための貝図鑑/専門店の基礎知識と基本技術・料理(貝について;調理のための貝図鑑(二枚貝;牡蛎図鑑;巻貝;貝に似たもの)
専門店の基礎知識・基本技術と料理)
2 貝料理バリエーション(帆立貝・ヒオウギ貝;平貝;牡蛎;ハマグリ・ホンビノス貝;アサリ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
30
自分はごく少しの貝以外アレルギーで食べられないんですが、夫が仕事で色々試食しないといけないので調理はします。けれども食べられる部位や調理方法でもめるので、この本を借りてきました。夫大喜び!自分は大好きな牡蠣がたくさん登場してよだれが止まりませんでした。今旬の料理人さんが惜しげなくレシピを紹介してくれていて贅沢な一冊です。シリーズものなようなので、他のも読んでみたいです。2021/09/06
りの
17
楽しかったです!貝好きには たまらない本!いいお値段だけど、買おうかなぁ と真剣に悩んでる、珍しい貝が手に入った時のために。プロ仕様なので、お初の調味料も沢山で、レシピはみて楽しむ感じ。そんななか、おなじみの笠原さんのレシピは家庭でもできそう。今シーズンは、牡蠣の殻むきに挑戦してみます、憧れていた一斗缶買いして^^2017/10/01