出版社内容情報
発売後たちまち重版!反響続々!
『発達が気になる子の感覚統合遊び』(日本文芸社)の藤原里美先生が、
ソーシャルスキルが身につく「遊び」を
アレンジもあわせて100種以上紹介。
さらに、スキル獲得のためのツールとしての、
「カード」のつくり方も解説します。
「言いたいことが言えずにかたまる」
「激しく怒る/かんしゃくを起こす」
「ルールを守れず、ズルをする」
「嫌なことを平気で言う」
「距離が近すぎて嫌がられる」
など、気になる子の言動のなぞを、
ソーシャルスキル(社会的スキル)の視点から読み解きます。
ソーシャルスキルとは、
他人との効果的なコミュニケーションや関係づくり、
自分の感情や行動の調整能力、
集団のなかでの適応能力など、
社会生活を営む上で必要な能力や技術のことです。
人との関りが希薄になってきている今の時代、
人との直接的な関わりで育まれるソーシャルスキルが、
日常生活のなかで自然に身につきにくいと考えられます。
そこで本書では、子どもたちが夢中になる「遊び」を通して
ソーシャルスキルを楽しく体験できる方法を紹介します。
現場で、今すぐ、かんたんに実践できる遊び、
子どもたちが楽しんで取り組める遊びが満載。
全ページカラーイラストでわかりやすく、楽しく紹介します。
さらに、支援者としての大人の「マインドセット」や
「ソーシャルスキルの支援ポイント」、
「ソーシャルスキルに関連する理論」も1章理論編でくわしく解説。
この1冊で、ソーシャルスキルの考え方も、
子どもたちと楽しく実践する方法もつかめます。
内容説明
わがまま、メンタルの問題といわれがちな子どもの姿の裏側にある、ソーシャルスキルの課題を解決!言葉で伝えるのが苦手、あいさつできない、かんしゃく、ルールを守れない、人とやりとりするのが不安、など困っている子どもたちにアプローチ。支援に使えるカードも紹介。
目次
第1章 理論編 ソーシャルスキルの基礎知識
第2章 遊び編 コミュニケーションスキルが身につく遊び
第3章 遊び編 対人関係スキルが身につく遊び
第4章 遊び編 セルフレギュレーションが身につく遊び
第5章 遊び編 集団行動スキルが身につく遊び
第6章 遊び編 ときめきカード
著者等紹介
藤原里美[フジワラサトミ]
一般社団法人チャイルドフッド・ラボ代表理事/臨床発達心理士/早期発達支援コーディネーター/保育士。公立保育園・東京都立梅ヶ丘病院・東京都立小児総合医療センター・明星大学非常勤講師を経て現職。発達障害のある子どもの療育、家族支援を行うとともに、園の巡回や発達支援の研修など、支援者育成にも力を注ぐ。「子どもを変えずに、子どもの周りの世界を変える」支援方法により、現場や家庭で実現可能な実践方法を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- Món XA Lá…