ナポリ野菜料理―南イタリア、美味の知恵

杉原 一禎【著】

柴田書店（2015/02発売）

• サイズ B5判／ページ数 149p／高さ 26cm
• 商品コード 9784388062041
• NDC分類 596.23
• Cコード C2077

出版社内容情報

世界で人気の南イタリア料理、
その神髄は野菜にアリ！

世界で一番ハッピーなベジタリアンが住むところ、といわれる南イタリア。
だから、野菜料理のあらゆるディテールに知恵があり、美味とはかくあるべしというポリシーがある。それをプロ料理人の視点で紹介するのが本書。

ナポリを中心とする伝統料理のほか、現代のレストラン的な展開にもアプローチ。
レシピだけではなく、イタリア的な仕上がりイメージ、イタリア的な素材の扱い方の解説にも重点を置く。
野菜づかいを通して“イタリア料理のコンセプト”に迫る本だ。

【著者紹介】
1974年兵庫県生まれ。地元･西宮市の「ペペ」でイタリア料理の修業を始める。5年半を経て、1997 年に渡伊。カンパーニア州ナポリの「ラ･カンティーナ･ディ･トゥリウンフォ」で2年間、同州ソレント近くの「トッレ･デル･サラチーノ」で2年間学ぶ。また、パスティッチェリーアでも修業し、ナポリほか南イタリアの菓子にも精通する。帰国後の2002年に芦屋市内に「オステリア オ ジラソーレ」を開業。2014年6月には同市内に移転、バールを併設し、ドルチェのテイクアウトも行う。

目次

ズッキーニのスカペーチェ
ズッキーニと卵のミネストラ
ネラーノ風ズッキーニのスパゲッティ
ズッキーニとパブリカの棒切りフリット
ナスのパルミジャーナ
ナスのグリルマリネ
揚げナスのマリネ（ナスのスカペーチェ）
揚げナスのパルミジャーノ風味
カツオの瞬間スモーク、ナスのスカペーチェとトマト添え
サンマのマリネ、ナスのスカペーチェとクスクス添え〔ほか〕

著者等紹介

杉原一禎［スギハラカズヨシ］
１９７４年兵庫県生まれ。西宮市の「ペペ」でイタリア料理の修業を始める。’９７年に渡伊。カンパーニア州ナポリの「ラ・カンティーナ・ディ・トゥリンフォ」で２年間、同州ソレント郊外の「トッレ・デル・サラチーノ」で２年間修業。さらに製菓店等でも学び、ナポリおよび南イタリア全般の、プロの料理、家庭の料理、菓子に関する経験を積む。帰国後２００２年に芦屋市内に「オステリア・オ・ジラソーレ」を開業。’１４年７月に移転、バール併設のリストランテとして再スタート（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[たまきら]

面白かった！レシピもすごくいい！貧しい人が多いイメージのイタリア南部（アメリカで仲良くなったイタリア系移民はほぼ全員イタリア南部出身者でした）、でも食生活は素朴でも豊かです！日本に通じるその精神にニヤリ。著者の文章も好みで勉強になりました。表紙のナスの料理の写真には図書館でよだれを垂らしてしまったんですが、中あけて大変！大好きな青菜料理がこれでもかこれでもかと…この本買っちゃおうかなあ！

2018/02/28

[くらーく]

写真を見て、いただいた気になる。ごちそうさま。

2015/10/17

[さちこ]

レシピ本はレシピ以外の部分(コラム部分？というのでしょうか)は読むことがほとんど無いのですが、こちらの本はついつい読んでました。サブタイトルにある"美味の知恵"というワードがしっくりくる内容です。 いつもなら「材料を確認→材料が揃わない→そのレシピは見ない」のですが、聞いたこともない野菜のレシピも興味が湧き楽しく見ることができました。

2023/06/10