内容説明
アライナの従姉ロバータの術中に陥り、ロバータを妻にしたコールだったが、そんな結婚生活が幸せであろうはずはなかった。一方、アライナは、娼婦のふりをしてコールと愛し合ってしまったという、あまりにも重い秘密を独り胸に抱きながら、自分が本当は女性であるということさえ告げられずにいた。ある夜、舞踏会に出かけたロバータの部屋を片付けていたアライナは、たくさんの豪華なドレスを前にして、思わず“少年アル”でいることを忘れてしまう。そこへ突然、コールが帰ってきた。透げ場もなく、ついに正体を見破られてしまった彼女は、行く当てもなくクレイグヒュー家を飛び出す…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
27
気づくの遅いよ軍医さん…と全員が突っ込んだはず。本人も(気づかなかったのは自分ぐらい?)と恥じ入る場面に笑ってしまいました。彼女の美貌に執着する男や軍の資金着服…といった問題も出てきて当時の混乱ぶりがわかりやすく描写されているのも面白い。さて2部はどうなるかな?2019/01/28
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
12
大変な状況下を生き抜いたアライナ。ようやく結婚したけれど、幸せになれるのかしら?第2部へ。2021/10/24
みろん
2
ちょっとだけかと思ったけど従姉ロバータがかなりうざい! ウッディウィスの描く悪女にはいつも苛々させられる。 一度ぎゃふんっと…!と思ってたら、そんな展開を迎えるとは…! それってちょっとどうなのかしら?(^^;2010/07/13
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