感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kuboji
2
オフサイドが生まれた歴史的・社会的な背景を探る本。そこそこ納得するけど、若干話が発散した感もあった。オフサイドが生まれた経緯はわかったけれど、サッカーとラグビーで違うルールになった経緯がよくわからなかった。バスケットボールでオフサイドが採用されなかった理由と、他のルールとの兼ね合いの説明は興味深かった。2017/05/10
ifuru55
1
1985年の発行。当時読もうと思いつつ、いつの間にやら30年近くたってしまった。割と固い本。やや流し読み。2014/02/25
nob
1
フットボールが儀式からスポーツへ有りようを変えていく歴史を綴る。オフサイドが卑怯なプレーとみなされた理由については、フットボールの本質が「祭り」であり勝敗にこだわるものではなかったこと、ボディコンタクトこそ「男らしい」プレーであるという考えがあったことに絡めて解説されています。読み物としてはちょっと固め。2010/07/24
無沙汰
0
すごい要約すると、卑怯な行為だからだそうな2009/09/28
Kan T.
0
サッカーやラグビーを含む「フットボール」の文化史研究。ややミスリーディングな感じがした書名も、「フットボールの歴史になんとか興味を持ってもらいたい」という意図の表れ。 >「ボールよりも前方でプレーすること」を反則とするというのは、どう考えてみても不合理であり不自然 それを言いだすとたいていのスポーツは「不自然」かも。2021/08/24