三省堂選書<br> 百貨店の誕生

三省堂選書
百貨店の誕生

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784385431789
  • NDC分類 673.8
  • Cコード C0330

内容説明

明治大正昭和の都市文化を演出した百貨店と勧工場の近代史。

目次

第1章 勧工場の設立
第2章 繁華街に出た勧工場
第3章 呉服店から百貨店へ
第4章 新しい顧客の開拓
第5章 遊覧場になった百貨店
第6章 家庭生活の演出
第7章 新中間層と都市文化
第8章 勧工場と百貨店の時代

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

6
「昭和初期、東京の百貨店の中で…上の人びとを顧客としてつかんでいたのは三越であった。…三越が新しい客層として考えたのは、東京山の手地区に生活する人びとで…地方から上京し新たに東京の住民となっていった官吏、軍人、銀行員、会社員などの俸給生活者が多かった。…三越では、各界の学者、著名人や文化人を集めて毎月一回ずつ、テーマを設けて会合を開く「流行研究会」を結成していた。流行会は、当初PR誌『時好』の編集にあたり原稿を集める必要から…始まったもので(巌谷小波を幹事に)、明治三十八年六月に結成されている。」2023/05/16

take0

1
明治三十年代に隆盛を極めた勧工場、それと入れ替わるように明治末期に呉服屋から形態を変え、大正期から昭和初期にかけて発展を遂げた百貨店について、その変遷を辿っている。2018/10/01

ヒコ。

1
座売りの呉服屋から、そして官設の勧工場から、陳列販売の百貨店への変遷を描く。メトロ三越前駅は三越百貨店が駅の建設費用を負担したとか、ネーミングライツのはしりでもあるなあ。(三越は、三井が国策銀行になるに伴い、三井越後屋から呉服屋機能だけを抜き出したものである)2014/07/14

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