目次
第1部 歌舞伎への招待(歌舞伎の成り立ち―阿国登場から今日まで;歌舞伎の劇場と舞台 ほか)
第2部 役者(役柄;扮装と小道具 ほか)
第3部 名作の鑑賞(純歌舞伎;義太夫狂言 ほか)
第4部 用語・資料編(歌舞伎の作者;歌舞伎の歴史(年表) ほか)
著者等紹介
藤田洋[フジタヒロシ]
演劇評論家。昭和8年(1933)、東京に生まれる。青山学院大学卒業。元・演劇出版社編集長・社長。元・新国立劇場演劇芸術監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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眉毛ごもら
2
刀剣乱舞歌舞伎くんのために買ってとりあえず演目以外を読んで予習完了。南座の牡丹燈籠の観劇でも大変役に立ちました。演目部分がかなり多かったのでゆっくり読んでいたがやっと読み終えた。基本情報知ってから鑑賞したい私には向いてた。図版の多い児童書からこちらに入ると解像度が上がりまくるので初心者は順を追った方が良いなと。時代物とは言いつつ時代考証はメタメタなんだがエンタメとして観客を熱狂させる為に工夫や改良を続けているのが良くわかった。小難しく考えていたが現在でも新しいことに邁進している歌舞伎は楽しい事に気づいた。2023/09/02
ねええちゃんvol.2
2
★★★★ 名セリフ、ストーリーあり、観劇の前に2014/06/21
ki_zuka
0
現代の歌舞伎はクライマックスの場面だけを幕で上演する公演がほとんどなので、見に行く前に演目の前後のあらすじなどをつかんでいくのに読みます。歌舞伎を見に行く時にも持ち歩くこと多し。
にもも
0
章立てというか、内容の分け方がわかりづらかった(なぜこれとこれが別項目で書かれているのだろう?となることがあった。) 時代物狂言や荒事などがどういったものなのか、もっと詳しく説明してもよいと思った。作品例にそういった分類が書いてあるとよかった。歌舞伎についての初歩の知識をつけるのには役立った。2012/06/01