内容説明
40年を超える創作活動の最大規模の集大成!読めばだれもがやさしい気持ちになれる、心に残る名作25編。
目次
えっちゃんの春(スキップ スキップ;ひなまつり;おひさまひかれ;春の夜のお客さん;ミュウのいえ)
松井さんの春(春のお客さん;小さなお客さん;ぼうしねこはほんとねこ;星のタクシー)
短いおはなし(くもんこの話;花のおふとん;まほうのマフラー;わらい顔がすきです)
すこし長いおはなし(みてよ、ぴかぴかランドセル;おはじきの木;花を買う日;がんばれ、がんばれ;もういいよう;コンのしっぽは世界一;霧の中のぶらんこ)
長いおはなし(かみなりさんのおとしもの;ふしぎな公園;ふうたの花まつり;海のピアノ)
あまんきみこの広がる世界へ(青葉の笛)
対談 春のお客さま 西巻茅子さん
著者等紹介
あまんきみこ[アマンキミコ]
1931年、旧満州に生まれる。『車のいろは空のいろ』(ポプラ社、1968年)でデビュー、日本児童文学者協会新人賞、野間児童文芸推奨作品賞を受賞。『ちいちゃんのかげおくり』(あかね書房、1982年)で小学館文学賞、サンケイ出版文化賞を受賞。『おっこちゃんとタンタンうさぎ』(福音館書店、1989年)で野間児童文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
29
あまんさんの本を沢山図書館のお気に入りに入れていたので、家族が気を利かして、入れていなかった本を4冊借りてきた内の1冊です。 タクシー運転手のまついさんが出てくるお話が4編。 内一遍は「ぼうしねこはほんとねこ」でした。 どの物語も情景が浮かんできます。 ただ挿絵は少なく、文が殆どなのが、私個人としてはガッカリでした。2015/02/11
木漏れ日の下
13
空色のタクシーのまついさんの話やえっちゃんとミュウの話などお馴染みのものから未読の短編まで楽しく時に切なく読みました。終盤に収録されている平家と源氏の戦いをモチーフにしたお話はあまんきみこさんにしては珍しく感じました。まほうのマフラーとミュウのいえのお話が好きでした。2019/01/14
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
『あまんきみこセレクション 冬』 https://bookmeter.com/books/293317 を再読したのでこちらも。 『 スキップスキップ / ひなまつり / おひさまひかれ / 春の夜のお客さん / ミュウのいえ / 春のお客さん / 小さなお客さん / ぼうしねこはほんとねこ / 星のタクシー / くもんこの話 / 花のおふとん / まほうのマフラー / わらい顔がすきです / みてよ、ぴかぴかランドセル / おはじきの木 / 花を買う日 →2021/04/03
こまっちゃん
3
「車のいろは空のいろ」からの4作品を含む25作品が収録されています。あまんきみこさんのお話は、本当に心を癒してくれます。2015/11/25
すいれん
2
子供目線のようで、かなり高い読解力が要るような感じ。子供扱いしてない潔さ。甥っ子の「おばちゃんはどんな本読んでたの?」から始まった童話の再読。あまんさんの「ちいちゃんのかげおくり」が推薦図書だったのを思い出して…これは2巻に入ってるみたい…セレクションを借りてみたのだけど、源平ものとか、かなり読みごたえありました。2014/07/10
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