出版社内容情報
小学校教員ならだれでも無理なく取り組める音から文字への指導のしかたについて、小学校英語の第一人者の研究者と実践者がその理論と実践例を提供。
目次
第1部 音の指導(文字指導の前に音に触れる;音韻認識を高める;音節を意識させる;リズム感覚を身につける;音への身体性を育てる;特別講座 本物の題材は子どもの心を動かす)
第2部 文字の指導(文字指導のこれまで;文字指導のこれから―「読むこと」「書くこと」のメソッド;ローマ字の指導)
第3部 音と文字の指導の実際―KEETメソッド7つのステップ(アルファベットの形の認識と名称読みができる;アルファベットの音読みがわかる;単語が音素で成り立っていることを認識する;単語が読める(という認識を持つ)―トップダウンとボトムアップ指導
アルファベットの大文字・小文字を4線上に書ける
語や定型文を筆写する
オリジナルの文章を書いてみる)
著者等紹介
山本玲子[ヤマモトレイコ]
京都外国語大学・京都外国語短期大学准教授。博士(言語文化学)。専門は英語教育学。京都府内の小中学校で勤務の後、大阪国際大学准教授を経て現職。検定教科書『CROWN Jr.5・6』(三省堂)の編集に携わるほか、身体性と第二言語習得の関係を軸に研究しつつ、各地の小学校・中学校教員を対象に研修や指導に精力的に動く
田縁眞弓[タブチマユミ]
ノートルダム学院小学校英語科。長年にわたり、小学生を対象とした英語指導に関わる。元文部科学省新教材作成委員会メンバー。検定教科書『CROWN Jr.5・6』(三省堂)編集委員や外国出版の教材開発アドバイザーのほか、京都教育大学、京都ノートルダム女子大学などの教員養成課程で小学校英語の指導法を教え、さらに教育委員会、文部科学省、学会の研修・ワークショップでの講師として全国を飛び回る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。