内容説明
核家族化や働く女性の増加などで、日本の家族は大きく変わった。離婚、単身赴任、子育ての苦労、いじめや不登校…。悩みや苦労もあるが、家族ならではの信頼や安らぎ・喜びがある。現代の家族の姿を生き生きとつづった珠玉の50編を収録。
目次
第1章 子どもの目から見たわが家(夏カレー;僕の宝物;家族で出掛けられるって素敵 ほか)
第2章 親の目から見たわが家(新聞配達をしたいと言い出した息子;たくさんの擬似家族に支えられて;トイレタイムを有効に ほか)
現代の家族像と、私の体験的子育て論(絵に描いたような“家族の絆”なんてない;家族が離れている時こそ、コミュニケーションが大切;子どもの成長とは、子どもが自立心を持つこと ほか)
著者等紹介
鳥越俊太郎[トリゴエシュンタロウ]
1940年生まれ。福岡県出身。65年、京都大学文学部卒業。同年、毎日新聞入社。社会部、外信部(テヘラン特派員)、「サンデー毎日」編集長などを経て同社退職。89年よりテレビ朝日系「ザ・スクープ21」キャスター。2001年度の日本記者クラブ賞受賞
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