内容説明
本書は、ABAの「ロースクールとプロフェッションに関するタスク・フォース(委員長ロバート・マクレイト氏)」が1989年より1992年にかけて行われた調査・研究をまとめたレポートであり、わが国の法科大学院のあり方を考えるうえで参考になり、また役立つものである。
目次
第1部 法律家がそれに向けて準備すべきプロフェッション(法律家と法的サーヴィス―成長、変化、および多文化的多様性;多様な実務環境 ほか)
第2部 新たな法律家が獲得しようと努めるべき技能と価値観のヴィジョン(技能と価値観に関する声明の定式化;基本的なローヤリング技能とプロフェッションの価値観に関する声明)
第3部 法律家が自己の技能と価値観を身につける継続的教育過程(ロースクールに先行するプロセス;ロースクール在学中のプロフェッショナルとしての成長 ほか)
第4部 本特別委員会の勧告(技能と価値観に関する声明を普及させ議論すること;法律関係のキャリアとロースクールとを選択すること ほか)
著者等紹介
宮沢節生[ミヤザワセツオ]
早稲田大学法学部教授。神戸大学名誉教授
大坂恵里[オオサカエリ]
日本弁護士連合会司法改革調査室研究員。早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程
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