内容説明
論憲時代のゆるぎない道標。「人間の尊厳」を根本価値とする現代の立憲主義・民主主義・平和主義の精神を、新たな理念として再構成。
目次
1 序説(立憲主義・民主主義・平和主義の諸相)
2 立憲主義(「政治問題の法理」再論―合衆国最高裁レーンキスト・コートの一判決を機に;アメリカ合衆国における妊娠中絶をめぐる議論の一断面 ほか)
3 民主主義(イギリスにおける立憲主義と民主主義―政治的民主主義の憲法論;イギリスにおける放送メディアと選挙過程 ほか)
4 平和主義(学校教育と平和創造の課題―子どもの人間としての尊厳性と体罰問題の考察を通して;「人道的介入」の展開とその問題性―日本国憲法の視点から ほか)
著者等紹介
浦田賢治[ウラタケンジ]
早稲田大学法学部教授。1935年生まれ、’72年より現職。共編に「新・判例コンメンタール日本国憲法I~III」(’93~94年)「恒久世界平和のために―日本国憲法からの提言」(’98年)ほか
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