シャーロック・ホームズ大図鑑

デイヴィーズ，デイヴィッド・スチュアート【ほか著】〈Ｄａｖｉｅｓ，Ｄａｖｉｄ Ｓｔｕａｒｔ〉/日暮 雅通【訳】

三省堂（2016/12発売）

• サイズ A4判／ページ数 352p／高さ 25cm
• 商品コード 9784385162287
• NDC分類 933
• Cコード C0597

出版社内容情報

コナン・ドイルによる正典６０作品の内容を、オールカラーの図解・写真入りで紹介。主要キャラクターや作品の時代背景の解説が充実。「まだらの紐」「赤毛組合」〈「四つの署名」「バスカヴィル家の犬」…。コナン・ドイルによる正典６０作品の内容を、オールカラーの図解・写真入りで紹介。著者・主要キャラクターや作品の時代背景の解説、映像作品の紹介、関連作の一覧などを付けた、「シャーロック・ホームズ」解説本の決定版！

デイヴィッド・スチュアート・デイヴィーズ　ほか［デイヴィッドスチュアートデイヴィーズホカ］

日暮 雅通［ヒグラシマサミチ］

目次

シャーロック・ホームズをめぐる人々
ホームズの初期の冒険
ホームズのさらなる活躍
帰ってきたホームズ
ホームズ最後の挨拶
ホームズの冒険は続く
シャーロック・ホームズの世界

著者等紹介

デイヴィーズ，デイヴィッド・スチュアート［デイヴィーズ，デイヴィッドスチュアート］ ［Ｄａｖｉｅｓ，Ｄａｖｉｄ　Ｓｔｕａｒｔ］
ミステリー作家、劇作家、編集者。シャーロック・ホームズのオーソリティで、７冊のホームズ・パスティーシュとＳｔａｒｒｉｎｇ　Ｓｈｅｒｌｏｃｋ　Ｈｏｌｍｅｓなどのノンフィクションを書いており、ホームズ関係の短編集も数多く編集している。また、みずからも第二次世界大戦中の私立探偵ジョニー・ホークや、ヴィクトリア朝時代の“謎解き名人”ルーサー・ダーク、１９８０年代のヨークシャー警察警部ポール・スノウといったキャラクターを生み出している

日暮雅通［ヒグラシマサミチ］
１９５４年生まれ。翻訳家。青山学院大学卒。日本推理作家協会、日本シャーロック・ホームズ・クラブ会員。ベイカー・ストリート・イレギュラーズ（ＢＳＩ）会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[とびほびこび]

ホームズファンなら本棚に入れておきたい魅力に駆られる1冊。重厚感、紙の匂いはもちろん、丁寧に書かれた作品解説についても大満足。まぁ、個人的にはジェレミー様の尊顔が拝めるだけで満ち足りているのだけれど。バスカヴィル家の犬、踊る人形、まだらの紐が特にお気に入りだが「人生という無色の色の束には殺人という緋色の糸が一本混じっている」緋色の研究の見出しに唸らされた。人の危うさこそがミステリィ脳を刺激するトリガになっているのかもしれない。

2018/03/05

[ほうすう]

でかい。まず手に取って驚いた。図鑑と名乗るだけのことはある。ただなんというか構成というかちょっとクセのあるレイアウト。それでもある程度慣れてくるとそこにも愛着が湧く。ホームズ正典を読みながら並行してちまちまと読んでいましたが全編におけるネタバレがあるのでホームズもの未読の人は注意。本編を読んだうえでなら事件構成やそれにとどまらない舞台背景にまで解説が及んでいてかなり楽しい図鑑である。

2019/03/31

[ルーシー]

シャーロック・ホームズシリーズの全話を網羅した本。各話のあらすじ、登場人物、相関図、イラストを使った解説もあり初心者でもシャーロッキンアンでも楽しめる。ヴィクトリア朝の時代背景の解説が載っているところも良い。

2019/09/14

[しらたま]

返却日が来てしまって走り読み↓またじっくり借ります。　台詞のひとつごとに読んだ時の記憶がよみがえり、謎の？イラストに悩んだりするのも楽しいです。正典という響きが厳かで素敵。ホームズは永久に不滅です（古い！）

2017/01/28

[まっちゃん]

まさに大図鑑。ホームズシリーズの作品解説のみならず、作者や時代の背景、さらにはシャーロック・ホームズの影響を受けた他の作品にまで解説が及ぶ。小学校時代に読破して以来だけど、久しぶりに読もうかな。

2025/03/18