出版社内容情報
パチンコ、競馬、競輪、カジノ……。誰もが陥る可能性を秘めたギャンブル依存症の全貌を明かす。今こそ読むべき衝撃のレポート。
内容説明
日本は世界屈指のギャンブル大国だ。パチンコ・スロット、競馬、競輪、競艇、そしてカジノ…ギャンブル症者は、国内推定320万人と目されている。親の貯金や年金、自宅がなくなってもやめられず、さらに借金が増え続けるというギャンブル依存。いかに地獄から這いあがるのか。文庫化に際し、カジノの危険性など最新情報を大幅加筆。現役精神科医の著者が、全国民に警鐘を鳴らす緊急レポート!
目次
ギャンブル地獄であえぐ人たち
ギャンブル地獄の正式診断
ギャンブル地獄の二大症状は借金と嘘
地獄へいざなうギャンブルの種類
ギャンブル地獄で“意志”はない
ギャンブル地獄での合併症
若年化するギャンブル地獄
ギャンブル地獄で起こる犯罪
ギャンブル地獄の女性たち
ギャンブル地獄では家族も無力
地獄から生還する道はただひとつ
自助グループこそ地獄に垂れた蜘蛛の糸
通院治療と入院治療
ギャンブル地獄生還途上の試練
ヒト社会のギャンブル行動
著者等紹介
帚木蓬生[ハハキギホウセイ]
1947年生まれ。東京大学仏文科卒業。九州大学医学部卒業。93年『三たびの海峡』で第14回吉川英治文学新人賞、95年『閉鎖病棟』で第8回山本周五郎賞、97年『逃亡』で第10回柴田錬三郎賞、2010年『水神』で第29回新田次郎文学賞、11年『ソルハ』で第60回小学館児童文学賞、12年『蝿の帝国』『蛍の航跡』で第1回日本医療小説大賞、13年『日御子』で第2回歴史時代作家クラブ賞作品賞、18年『守教』で第52回吉川英治文学賞、第24回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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