集英社文庫<br> やめられない―ギャンブル地獄からの生還

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集英社文庫
やめられない―ギャンブル地獄からの生還

  • 帚木 蓬生【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087440119
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C0195

出版社内容情報

パチンコ、競馬、競輪、カジノ……。誰もが陥る可能性を秘めたギャンブル依存症の全貌を明かす。今こそ読むべき衝撃のレポート。

内容説明

日本は世界屈指のギャンブル大国だ。パチンコ・スロット、競馬、競輪、競艇、そしてカジノ…ギャンブル症者は、国内推定320万人と目されている。親の貯金や年金、自宅がなくなってもやめられず、さらに借金が増え続けるというギャンブル依存。いかに地獄から這いあがるのか。文庫化に際し、カジノの危険性など最新情報を大幅加筆。現役精神科医の著者が、全国民に警鐘を鳴らす緊急レポート!

目次

ギャンブル地獄であえぐ人たち
ギャンブル地獄の正式診断
ギャンブル地獄の二大症状は借金と嘘
地獄へいざなうギャンブルの種類
ギャンブル地獄で“意志”はない
ギャンブル地獄での合併症
若年化するギャンブル地獄
ギャンブル地獄で起こる犯罪
ギャンブル地獄の女性たち
ギャンブル地獄では家族も無力
地獄から生還する道はただひとつ
自助グループこそ地獄に垂れた蜘蛛の糸
通院治療と入院治療
ギャンブル地獄生還途上の試練
ヒト社会のギャンブル行動

著者等紹介

帚木蓬生[ハハキギホウセイ]
1947年生まれ。東京大学仏文科卒業。九州大学医学部卒業。93年『三たびの海峡』で第14回吉川英治文学新人賞、95年『閉鎖病棟』で第8回山本周五郎賞、97年『逃亡』で第10回柴田錬三郎賞、2010年『水神』で第29回新田次郎文学賞、11年『ソルハ』で第60回小学館児童文学賞、12年『蝿の帝国』『蛍の航跡』で第1回日本医療小説大賞、13年『日御子』で第2回歴史時代作家クラブ賞作品賞、18年『守教』で第52回吉川英治文学賞、第24回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rico

77
何をどうしてもやめられず、やり続けるためにウソと借金を重ねて。医療とは関係ないのでは…?と思ったけど、なるほど、やはり帚木作品。ギャンブル依存はれっきとした心の病。症例の紹介、専門家にアクセスすることの重要性、家族の対応や自助グループの取組みなどを紹介しつつ、パチンコ等が一大産業になりかつ野放しになっていることに警鐘を鳴らす。今はさらにネット系が増えてるし、カジノも解禁間近。あとがきでも言及されているが、むしろリスクは高まってる。不幸な人が増えるほど儲かるビジネスを推し進めるこの国って。終わってる・・・2023/10/25

cao-rin

24
なんでこの本を手に取ったのかな。身近にギャンブルやる人なんていないし、自分も全く興味ない。依存症の一つという認識しかなかった。けど読んでいて恐ろしくなった。こんなに恐ろしいのに余りにも認知度が低い。自分がギャンブル障害に陥らないなんて言えない。夫や息子達が、フッと軽い気持ちでパチンコやスロットをしたら?それくらい依存症になった人達はどこにでもいそうな普通の人達だ。特に日本はパチンコへの敷居が驚く程低い。法規制もない。そして先のカジノ法案可決。それもどうやらトランプさんとの約束らしい。ろくなもんじゃない。2019/10/13

ochatomo

12
文庫化に際し大幅に加筆修正され 新書「ギャンブル依存国家・日本」よりも最新情報でボリュームある 借金と嘘を重ねる事例文が凄い 通常の社会の中に「思いやり」「寛容」「正直」「謙虚」の人間性回復の場が用意されていないことを嘆く著者に同意したい 元本2010年 2019刊2021/08/07

futabakouji2

10
ギャンブル依存は直すのは大変。自助グループを活用することや病院に通うことが第一。もう自分の意志ではギャンブルを治せないのだから助けを求めるしかない。にしても日本がギャンブルの入り口を多く設置しているのかよくわかる本。ギャンブル対策では国の政策はあまり期待できないな。2020/10/31

Asakura Arata

6
前半は自助グループでよく語られるような泥沼話。うちに来る人は、これほどの人は比較的少ない。これからの精神科治療は自助グループが主体になっていく予感というのは自分にもある。2020/03/20

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