セレクション関口存男 和文独訳漫談集

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セレクション関口存男 和文独訳漫談集

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784384059328
  • NDC分類 847
  • Cコード C0084

出版社内容情報

ドイツ語界の泰斗、関口存男の『関口存男著作集』より、日本語からドイツ語への翻訳に関する、漫談形式の記事を抜粋。三修社『関口存男著作集』より、日本語からドイツ語への翻訳に関する、漫談形式の記事を選んで一冊にまとめた。
皮肉屋でクセが強いけれどもユーモアたっぷりの「先生」と、和文独訳の難問にくらいついていく「生徒」たちとの丁々発止のやりとり、「大先生」と「小先生」との会話など、教室での様子を髣髴させる文章は、演劇に造詣の深い著者ならでは。楽しい読み物としての側面もさることながら、外国語で表現するにはどうすればよいのか、そもそも外国語に移すとはどういうことなのか、ドイツ語界の泰斗、関口存男の言語観や人間観をも垣間見ることのできる一冊。

収録記事
・和文独訳漫談集(1958年1月20日初刷)
・和文独訳漫談 雨傘論(『獨文評論』1935年5月号)
・和文独訳漫談 またしても形容詞の語尾(『獨文評論』1935年6月号)
・高級文法 彼奴は誠意がない[1](『獨語文化』1941年7月号)
・高級文法 彼奴は誠意がない[2](『獨語文化』1941年8月号)

関口存男[セキグチツギオ]
著・文・その他

目次

和文独訳漫談集(Etwas Neuesその他;警戒のVor;名詞の前の形容句;知名の地名;準否定詞の用法;おめでとうございます;Gehenとhingehen;「仮定強調」という現象 ほか)
和文獨譯漫談 雨傘論
和文獨譯漫談 またしても形容詞の語尾
高級文法 彼奴は誠意がない

著者等紹介

関口存男[セキグチツギオ]
1894年、兵庫県姫路市生まれ。1915年、陸軍士官学校卒業(第27期)。1919年、上智大学哲学科卒業。上智大学在学中、青山杉作、村田実、木村修吉郎らと劇団「踏路社」を創立。同時期、アテネ・フランセにてフランス語とラテン語の教授を務める。大学卒業後は、外務省大臣官房翻訳課勤務。1933‐1944年、法政大学教授。辞職後、1945年まで外務省ドイツ語中等科教官。1945‐1948年、長野県西筑摩郡吾妻村妻籠に疎開。日本初の表彰公民館となる妻籠公民館の運動を支え、村の青年たちに演劇指導を行なう。1950年からは、高田外国語学校、慶應外国語学校、慶應義塾大学、早稲田大学などでドイツ語教師として教鞭を執る。『基礎ドイツ語』ほか複数の語学雑誌を主宰、NHKラジオドイツ語講座の講師も務める。1958年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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1
和文独訳漫談(和文独訳漫談というジャンル名からもう面白い)を、ドイツ語学者関口存男の全集から再録したもの。戦前の先生と学生が独訳のコツやドイツ語の細かいルールをあれこれと言い合う話が複数のテーマで収録されており、ドイツ語を学習したことのある人間ならニヤニヤしながら気軽に(長めのドイツ語が出てくるところはちょっと集中して)読める内容となっている。辛辣で率直な掛け合いの雰囲気とテンポ、それに時代の空気が感じられるところも良い。2021/07/21

garyou

1
ゲーテのことばに「Wer fremde Sprachen nicht kennt, weiß nichts von seiner eigenen. 」というのがある。「外国語を知らぬ者は母国語についても何も知らない」という意味だそうで、この本を読むと「そういうことなのか!」と合点がいく。日本語をそのまま訳すのではなくドイツ語にしやすいように云い変えてから訳す。そのためにはドイツ語として自然な表現を知らねばならぬし、日本語の特徴も知る必要がある。ドイツ語の部分が多いけれど、他の言語にも通じることが多い。2020/01/04

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