内容説明
人類「文明」の黎明。悠久の時を超えて歴史の遙か地平に浮かびあがる神話・史実・聖書のトライアンドルに迫る。
目次
古代メソポタミアの鳥瞰図―シュメール前史に遡って
「楽園」の謎―神話・歴史・聖書の楽園のトライアングル
最古の陶磁器は語る―美術は抽象芸術から始まった
人類が書くことを覚えたとき―形象から符号へ・概念の世界の拡大
検証・「ノアの洪水」―神話・伝説と史実のクロス
シュメールの聖塔(ジグラット)―バベルの塔とその原型〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まいご
1
シュメールはメソポタミアの最南部地域。都市国家群~アッカドの征服よる統一~分裂の暗黒時代(実はかなり平和)~ウル第三王朝~シュメール滅亡。バビロニアはその後。神話と史実を分けるのが困難な時代。千年単位で生活に変化がほぼないというのは想像が難しい。宗教色は濃いがおおらかな印象を受ける。農産物には恵まれるがその他の資源は輸入が必須、そのため貿易が発展。森林伐採による砂漠化、開発による環境破壊でも世界の先駆なのだろうか。2020/08/17
cokoly
0
シュメール人凄い2012/01/05