内容説明
標高4000メートルの雨と寒さと高山病をものともせず、うまい酒を求め彷徨う、ひたむきな情熱と軽やかな行動力。感動を呼ぶ、パワーあふれる旅行記。
目次
リマ―来る日も来る日もハシゴ酒
アレキパ―チチャのつまみは巨大モルモットだった
クスコ―謎のチチェリアへ潜入!
プーノ―踊っては飲み、飲んでは踊るカンデラリア祭
ラ・パス―地酒チュフライとシンガーニに沈没
オルロ―羊の頭蓋焼きに激ウマビールで乾杯!
コチャバンバ―アンデス一のチチャの里
サンチアゴ―海の幸とワインの宝庫へ
プエルト・モン―おとぎの国の「金の酒」
チジャン―幻のチチャ・デ・ウーバを求めて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
英
3
今ならともかくGoogleMapがない時代によく行くなぁ2023/10/09
やいまゎ
1
16年前の酒紀行、うまいビール、チチャ、ワイン三昧の2ヶ月間が楽しい!著者は、現在も「酔っぱライターの酒日記」で活躍中だ! サンチアゴのおじさんワインリスト:ウンドゥラーガ、ドン・マティアス、クシーノ・マクル、タラパカ、ビニャ・カルメン、ビニャ・サンペドロ、コンチャイトロ2012/11/10
ココアにんにく
0
19981126読了 図書館借
Kota Жал O
0
「私はシンガーニを片手に、サクライ氏の話に耳を傾けた。サクライ氏は、戦前、まだ二十歳くらいの若さで、単身ボリビアに渡ってきたという。・・・そして戦後、30年ぶりに一時帰国が実現した。『感激しましたねえ。でも、日本はすっかり変わっていた。一番変わったのは、人の心です。礼節もないし、けじめもない。ああ、戦争に負けるというのは、こういうことなのかと思いました。日本人としての誇りとか精神性は、すっかり忘れられてしまったんですね』そう言うと、サクライ氏は遠くを見る目になった。」2015/06/15
harady
0
女二人で南米高地を飲み歩き。もちろんスペイン語は不可。。。危ないんじゃないの?と思ったら要所で日系人家族のサポートが入っており、やはりそういう準備がないとねー、と思った。 酒はチチャ探しがメインで、ないときはビール、時々ワインと蒸留酒。チチャはあまり美味しそうだと思えないがビールとワインは美味しそう。また、チリ・ペルーの食べ物がおいしそうだった。しかし片道20時間超えだからなぁ。2012/08/26