出版社内容情報
思い出すのもつらい過去、頭にこびりついた記憶など、「忘れられないこと」を「忘れる」ための方法をベテラン精神科医が説く。PTSDを引き起こす外傷記憶、恨みや罪悪感、うつ病や強迫神経症、依存や中毒など、あなたの心をいつまでも蝕み、ときには日常を支配してしまう、思い出すのもつらい過去や苦しい症状、頭にこびりついた記憶や心をかき乱す感情――こうした「忘れられないこと」を上手に「忘れる」ための具体的な方法をベテラン精神科医が説く。
人が遭遇するさまざまな「忘れられない」ケースを紹介するほか、「忘れることができなくなる」メカニズムを脳と心の両面から解き明かす。
ネガティブな記憶を消し去り、過去に見切りをつけることは、安定した日常生活を得て、人生を前向きに生きていくことにつながる。
★寄稿「復刊に寄せて」香山リカ(精神科医)
*2006年刊『忘れる技術――思い出したくない過去を乗り越える11の方法』(創元社)を新装・改題
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岡野 憲一郎[オカノ ケンイチロウ]
著・文・その他
内容説明
PTSDを引き起こす外傷記憶、恨みや罪悪感、うつ病や強迫神経症、依存や中毒などあなたの心をいつまでも蝕む思い出すのもつらい体験や苦しい症状―一刻も早く楽になるための具体的な処方箋をベテラン精神科医が説く。
目次
第1章 忘れられない人々(私自身の忘れられない思い出;忘れられないケース1 突然よみがえってくる「外傷記憶」;忘れられないケース2 けっして消えない恨みの記憶 ほか)
第2章 なぜ忘れることができないのか(忘れられない記憶の病理;忘れられる記憶は「善玉の記憶」である;「頭の記憶」と「体の記憶」の深い関係 ほか)
第3章 忘れる技術を伝授する(忘れる技術その1 忘れたい刺激を遠ざける;忘れる技術その2 怒りやフラストレーションを何かにぶつける;忘れる技術その3 賠償を要求する、訴える ほか)
感想・レビュー
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makio37
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funuu
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