出版社内容情報
文化背景の異なる人々の間のコミュニケーションが日常化した現代社会では、その能力不可欠となっている。本書では、多くの具体的なエクササイズとその解説を通して、異文化コミュニケーションの基礎的な態度と必要な技術を養う。
内容説明
本書は、異文化コミュニケーションの基礎である開かれた心と態度、そしてコミュニケーション活動への積極的な参加行動力を養うための多くのエクササイズから成っている。それらのエクササイズとその解説を通して異文化理解に必要な自己気付き、自文化および他文化に関する情報を学習することができる。さらに、異文化コミュニケーションの理論も紹介。また、積極的な発信型のコミュニケーション、すなわち、アサーティブ・コミュニケーション能力を付けるためのエクササイズも収めてある。
目次
第1章 異文化コミュニケーションとは
第2章 コミュニケーション・スタイル
第3章 言語コミュニケーション
第4章 非言語コミュニケーション
第5章 価値観
第6章 自分を知る
第7章 異文化コミュニケーション・スキル
付 異文化シミュレーション
著者等紹介
八代京子[ヤシロキョウコ]
1945年生まれ。国際基督教大学大学院博士課程後期単位取得。教育学修士。現在、麗澤大学国際経済学部教授。異文化コミュニケーション学会会長(1995年から1999年)。専攻は異文化コミュニケーション、英語教育、社会言語学
荒木晶子[アラキショウコ]
1950年生まれ。サンフランシスコ州立大学大学院で修士号取得。スタンフォード大学教育学部客員研究員。帰国後、NHKの国際放送の仕事に従事すると共に、企業の異文化研修を担当。90年から桜美林大学に勤務、現在、桜美林大学文学部言語コミュニケーション学科教授。95年にアメリカの異文化学会であるSIETAR Internationalから日本人女性として初めて「異文化教育特別功労賞」を受賞。現在、異文化コミュニケーション学会SIETAR Japan会長。専攻は異文化コミュニケーション、スピーチコミュニケーション
樋口容視子[ヒグチヨシコ]
1948年生まれ。アンティオーク大学・マクグレガー大学院(米国オハイオ州)で修士号取得。ナイジェリア、サウジアラビア、ベトナムなどに通算14年住む。現在、海外生活アドバイザーとして企業・官庁の海外赴任前研修を行う。国際基督教大学非常勤講師。専攻は異文化コミュニケーション
山本志都[ヤマモトシズ]
1967年生まれ。ポートランド州立大学大学院で修士号取得。現在、青森公立大学専任講師。専攻はコミュニケ―ション、異文化コミュニケーション、異文化間教育
コミサロフ喜美[コミサロフキミ]
1968年生まれ。レズリーカレッジ大学院修士課程修了(米国マサチューセッツ州)。現在、東京外国語大学、麗澤大学非常勤講師。専攻は異文化コミュニケーション
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