内容説明
太平洋戦争の最中、今は亡き友から、娘に渡して欲しいと託された手作りの靴。青年は、人生の債務として娘を探し続けた。戦後70年―激動の人生を歩んだ若者たちの姿を通して、戦争の非人間性と不条理を訴える渾身作!!
著者等紹介
森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年、埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学卒。ホテルマンを経て、作家となる。’69年『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞、’73年『腐蝕の構造』で第26回日本推理作家協会賞を受賞。2003年に第7回日本ミステリー文学大賞を受賞。’11年『悪道』で第45回吉川英治文学賞を受賞。ミステリーを中心に、歴史小説、ノンフィクションなど、多岐にわたる分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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