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内容説明
1891年(明治24年)、宣教師として来日したウィリアム・キャラハン。本書は大分県中津に建てられた宣教師館「キャラハン邸」の波乱の「半生」を軸に、激動の日本近代史のなかで、キリスト教宣教を通してつちかわれた草の根の異文化交流をていねいに描き出す。1993年、朽ち果てようとする寸前に、人びとの働きと祈りによってよみがえったキャラハン邸。つねに時代に翻弄されながら、しかしなお懸命に生きる人びと―。感動のノンフィクション・ノベル。