内容説明
画期的な高校物理授業を開始してから10年。当初から「対話力の向上」を目標にしていた授業は、期せずして文部科学省が提示した「主体的・対話的で深い学び」を実現していた。その事実と成果に基づく授業改善方法を伝授。
目次
1章 物理・空手・カウンセリング・授業改善と私―変化に富んだ私のキャリア形成(物理・空手で学んだ「対話」と「技(技術・スキル)」
空手からカウンセリングへ ほか)
2章 「主体的・対話的で深い学び」をどう理解し、どう実現するか―「対話的な学び」が「主体的な学び」を支える(「主体的・対話的で深い学びの実現」をどう理解するか;「主体的な学びをしろ!」は主体的な学びを阻害する? ほか)
3章 「対話的な学び」を促進する授業者のスキル―場面ごとのスキル詳細と修得方法(技を磨く「パターン化」と「定例介入」という考え方;「対話的な学び」を促進する授業開始前の工夫 ほか)
4章 「主体的・対話的で深い学び」のススメ―現場の腕の見せ所に向けて、補足と気がかり(カウンセリング・コーチング、ビジネス理論等のススメ;子どもだましに終わらない理論学習のススメ ほか)
著者等紹介
小林昭文[コバヤシアキフミ]
埼玉大学理工学部物理学科卒業。空手のプロを経て埼玉県立高校教諭として25年間勤務して2013年3月に定年退職。高校教諭として在職中に、カウンセリング、コーチング、グループエンカウンター、メンタリング、アクションラーニングなどを学び、それらを応用して高校物理授業をアクティブラーニング型授業として開発し成果を上げた。退職後、河合塾教育研究開発機構研究員(2013年4月~)、産業能率大学経営学部教授(2014年4月~)などの立場で実践・研究しつつ、年間百回前後のペースで高校等の研修会講師を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
riviere(りびえーる)
おるべあ
Takashi Inoue
masasamm
-
- 和書
- 北朝鮮化する韓国