内容説明
不透明な政治、貿易摩擦、コメ問題、証券スキャンダル等…。深まる意識ギャップを、米国の専門家多数にインタビューし、多面的に解明。日本の進路をさぐる。
目次
第1章 揺れるアメリカ人の対日イメージ
第2章 菊クラブとバッシャーたち―力を失う日本擁護派
第3章 日本は同席するに足る仲間か―湾岸戦争が問いかけたもの
第4章 リーダーシップなき日本
第5章 日米同盟とアメリカのシナリオ―安全保障意識の喪失
第6章 カネだけで特権クラブに入れるか―国連安保理入りの可能性
第7章 日本というコンセンサス社会の非コンセンサス化
第8章 コメの開放阻止は世界に通じるか―マンガチックなことが多すぎる日本
第9章 「それでも日本は貧乏だ」根強い脆弱コンプレックス
第10章 「人種差別」の実態を覗く―少数民族への無理解
第11章 現地に溶け込めない日本流ビジネス―地域社会への同化困難
第12章 「素敵な国日本」一国天国論の危険