内容説明
本書は資生堂、日立、味の素で商品開発を担当してきたベテラン女性開発者と、電通Y&R、旭リサーチセンター、創造開発研究所で企画・調査を通じて女性の感性を発揮してきた女性マーケターたちによる女性流マーケティング・テキストである。
目次
成熟市場と女性マーケター(マーケティング分野で活躍しはじめた女性たち;女性マーケター特有の成熟市場へのアプローチ;見逃されてきた視点を発見する女性マーケター)
ヒット商品にみる女性の消費トレンド(ヒット商品にみる消費トレンド;女性のライフスタイルの変化が促すタイム・マーケット;心と心をつなぐコミュニケーション・マーケット;未開拓分野の多いベビー・マタニティ・マーケット)
資生堂「リンプー」と女性プランナーの役割(激戦のシャンプー市場における新製品コンセプトづくり;ニーズとシーズのスリ合わせ;「リンプー」のマーケティング戦略;新しい生活提案のある広告宣伝;企画担当者の予想以上の売れ行き―市場導入後の評価)
日立VTR「ペルソナ」を開発した女性チームの「当り前」の視点(女性の視点から見た女性のためのVTRコンセプト;企業に埋没しない女性の視点)
海外旅行の体験が役立った味のコンセプトづくり(商品開発の仕事にたずさわるまで;味覚に関する西洋と日本の訴求ポイントの違い)
女性による商品開発システムの運営と管理(カシオペア・ブレーンズを編成する;「コメッツ」システムを構築する;女性市場の先取り『ウーマンズマーケット新戦略』;コプラの出発;マーケティング・エディターの仕事とは;「いまどきの女性市場」を捉える視点;『新商品アイデア発想技法集』をまとめる;「創造的システム発想」のエディター育成)
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