テストドライバーのないしょ話―クルマ作りの現場ではこんなことが行われている

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  • サイズ A5判/ページ数 155p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784381077882
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C2053

目次

テストドライバーってコースを走っているだけじゃないのです
ライバルを評価するときは特に冷徹なデータ分析が要求されます
評論家とテストドライバーでは立場の違いで評価も違うんです
新しいメカニズムの完成には失敗を重ねて得るノウハウの蓄積が必要なんです
輸出先ごとに細かくクルマを作り分けるのは日本のメーカーならではです
テストドライバーには安全に危険を再現する技術が要求されるのです
クルマの味つけはみんなの意見を緻密にすり合わせる作業です
良いボディというのは頑丈ならいいというわけではないのです
高速時代の足の開発はまっすぐに走らせることから始まりました
いい足まわりに仕上げる鍵は結局はバランスなのです〔ほか〕

著者等紹介

三好俊秀[ミヨシトシヒデ]
1949年北海道生まれ。’71年日産自動車入社。車両運動性能担当の実験部員として、スカイライン、ローレルなどを皮切りに、操縦・安定性実験ひと筋に歩む。同社のFF車開発には黎明期からかかわり、運動性能チームリーダーとして開発したパルサーはカー・オブ・ザ・イヤーも受賞している。また、北米仕様車の開発も担当し、海外市場で日本車が安さだけでなく、走りでも評価を受けるきっかけを作った。運転技能は当時社内の最高レベルであったA1ランクを取得、指導ドライバーとして、多数の後進も育てている。’98年からは当時村山のテストコースを使って開催されていた一般向けの常設運転講習会、日産ドライビングパークのインストラクターを務め、’00年に同社を退社後は、フリーの運転インストラクターとして各地の講習会などで上手で安全な運転を教授している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんまに

1
元日産テストドライバーのオハナシ。 なかなか目から鱗ですな。 言われてみればそうですが、すべてにおいて万能なクルマなんて無いのですよ。 そこを知らないとダメですな。 そして、やっぱりちゃんとしているものには、それなりのお金を払わないとダメなのですよ。 いや~そのとおり。 イイシートは高い! 家もそうですが、クルマだって使い方、使う場面によって評価ポイントが変わるのです。 で、本書にはディーラ試乗でわかるクルマの素性についてなんて、実用的なことが書いてあります。 まっすぐ走るとか、ちゃんと2010/02/19

SS

0
テストドライバーは産科医や助産師さんといっているが、味付けまでみるともやはシェフと料理人集団といってよいのでは、この中にでてくるトップガンKさんの表彰をみると日本で自動車を成長させてきたのはこの分野の方々なのかなと現在思う。2014/05/29

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