内容説明
夏は小川で涼をとり、冬はゴミの燃料で暖かく、夜になれば星が瞬き、いつでも土の上を散歩できる。地球を感じながら笑顔で暮らす方法を実践している国があります。これからの発展的まちづくりのために、スイス・ドイツに学ぶ最先端の事例を紹介。
目次
第1章 深刻化する地球環境
第2章 スイスとドイツの環境政策
第3章 都市と農村
第4章 ゴミと下水道
第5章 道路と鉄道
第6章 川と湖
第7章 豊かな未来のために
著者等紹介
長谷川明子[ハセガワアキコ]
1965年名古屋市生まれ。1988年麻布大学獣医学部環境畜産学科卒業。大学時代上野動物園でゾウ飼育の実習を経験しながら、哺乳類の行動を研究する。卒業後(財)自然環境研究センターにて動物調査員として勤務。その後、東アフリカ野生生物管理大学(タンザニア)へ短期派遣、動物行動調査員などとしてアフリカへ数度渡る。その経験から、人も含め生態系全体を保全することが必要であると痛感。生物の生息空間を保全する『ビオトープ』の概念に出合う。現在、1級ビオトープ計画管理士として、研究および講演活動に従事しつつ、大同工業大学、愛知学泉大学などで非常勤講師をつとめる。また、より多くの人に自然について楽しく理解してもらうために、プロジェクトワイルド、プロジェクトウエットなど米国環境教育プログラムのファシリテーターとしても活動している。(財)日本生態系協会評議委員、愛知県環境影響評価委員会委員、三重県環境影響評価委員会委員、国土交通省中部地方ダム等管理フォローアップ委員会委員、名古屋市将来を語る懇談会委員、「ビオトープを考える会」会長など。環境省環境カウンセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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