海岸侵食の実態と解決策

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  • サイズ A5判/ページ数 304p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784381021908
  • NDC分類 454.7
  • Cコード C3051

目次

第1章 海岸侵食とは何か
第2章 海岸侵食の実態(海岸侵食原因の分類;卓越沿岸漂砂の阻止に起因する海岸侵食;波の遮蔽域形成に伴って周辺海岸で起こる海岸侵食 ほか)
第3章 海浜変形の実用的予測モデル(実用モデルの概要と特徴;ポケットビーチ内の安定汀線の計算法;Hsu・Evansモデルを拡張した3次元海浜変形予測モデル ほか)
第4章 構造的問題としての海岸侵食とその解決法(海岸侵食にかかる法律(制度)的問題
海岸侵食にかかる技術的問題
具体的対応策)

著者等紹介

宇多高明[ウダタカアキ]
1949年3月東京都生まれ。1973年東京工業大学大学院修士課程終了(土木工学)。1973年建設省土木研究所河川部海岸研究室研究員。1980年建設省土木研究所河川部海岸研究室主任研究員。1980年~1981年科学技術庁長期在外研究員として米国スクリップス海洋研究所へ留学。1983年工学博士(東京工業大学)。1983年建設省土木研究所河川部海岸研究室長心得。1983年建設省土木研究所河川部海岸研究室長。1990年筑波大学講師。1993年建設省土木研究所河川部河川研究室長。1996年建設省土木研究所河川部河川管理総括研究官。1997年建設省土木研究所河川部長。1999年東京工業大学教授大学院理工学研究科に併任。2001年国土交通省国土技術政策総合研究所研究総務官兼総合技術政策研究センター長。2002年辞職、財団法人土木研究センター審議役、財団法人土木研究センター審議役なぎさ総合研究室長、東京工業大学教授大学院総合理賜学研究科併任解除。現在に至る。55歳。土木学会会員、日本地形学連合会員
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感想・レビュー

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Koning

31
科学より技術本棚作るべきか?土建センターなぎさ総合研の所長さんの著書。建設省の土木研とか東大教授とかを歴任した海岸のスペシャリストの一人。縦割り行政の弊害であったり(同じ海岸でも漁港とその隣の砂浜、そして防潮林とかあると全部管轄が違うとかよくある)、漂砂の移動の把握であるとか、景観に配慮した施設であるとかそういう考えを初期から提唱して現在のガイドラインに盛り込んだ人による海岸侵食のケーススタディー。東日本の大津波とかないとなかなか注目されない海岸の防護ってどんだけ複雑で大変なのかよくわかります。2017/04/02

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