内容説明
記録として残っても、栄誉はつかの間でしかない。人々の脳裏からは歳月とともに消えていく。しかし、闘った選手たちは、その瞬間の栄誉や屈辱を風化させることなく、記憶にとどめ、こだわりを垣間見せる。そういった、彼らの今は…。スポーツ・ノンフィクション。
目次
1 栄光の球児、宴のあと―史上初、甲子園の春・夏を制覇した作新ナインのいま
2 チビの望遠鏡―身長二百三十センチ。日本一背の高い愚直な男の闘い
3 メキシコ五輪、栄光の銅メダリストたち―お金よりも名誉を考えた男たちの不器用な青春
4 わたしのフィールド・オブ・ドリームス―八百長の汚名を着せられた男の矜持