内容説明
アメリカ社会に奥深く根づいている銃文化と、それを支える政治経済勢力の背景を解明する。
目次
第1章 事件の銃を追跡
第2章 ニコラス、小鳥と銃だけが慰め
第3章 死をまねく風景
第4章 ニコラス、銃をもって通学バスに乗る
第5章 襲撃銃コブレイ
第6章 ニコラス、最初の発砲
第7章 少年に銃を売る
第8章 ガンディーラー
第9章 ニコラス、逃げまどう教師を狙い撃つ
第10章 アルコール煙草火器局
第11章 ニコラス、取り押さえられる
第12章 アメリカの銃文化
第13章 ニコラス、逮捕される
第14章 銃に支配される社会
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
春ドーナツ
20
私はせっかちです。さて。今年のノンフィクション部門最大の収穫は、エリック・ラーソンの著作と巡り合えたことだ(「悪魔と博覧会」。私の嗅覚もたまには役立つらしい)。短期集中作戦を発動して本書が3冊目となる。***携帯電話の充電器のコードが思い浮かぶ。幾重にも絡まりあって毛糸玉のように膨らんでいる。コンセントに挿せないので解きほぐそうと努めるものの、中途で新たな結び目を量産してカオスとなる。お手上げだ。でも何とかしないとコンセントに挿せない。1994年刊行。2001年9月以降、銃社会はどうなっているのだろうか。2018/09/27
フロッグ
1
とにかく誤訳が目立つ。 話自体は興味深いものではあるだけに、残念2014/02/01