内容説明
日本イエズス会管区長代理という当時最高責任者だったにも関わらず「信仰薄きゆえに拷問に堪えかね、ころび者になった」そんな皮相的なイメージ…宗教の衣を脱ぎ現世の道徳を重んじた儒教に傾倒したフェレイラの思想を追うキリシタン小説。
著者等紹介
宗任雅子[ムネトウマサコ]
本名:露無雅子(つゆむ・まさこ)。日本文藝家協会会員。全国かくれキリシタン研究会理事。1949年東京都生まれ。東京女学館小学校入学、69年同短期大学卒業後結婚・渡米。74年帰国、家庭裁判所家事調停委員を26年間、民放TV番組審議会委員を9年間従事。瑞宝単光章受章。作家の故・山田野理夫氏に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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