内容説明
現代日本のマスメディアの多くは、権力の提灯持ちとなり忖度・翼賛し、時の政権の広報機関と化している。本書で取りあげた9人のジャーナリストとともに、次代のジャーナリズムをいかに作り出していくのかを考え読み進めてほしい。
目次
沖縄ジャーナリズムの真価を発揮する―新垣毅
映像で記録する女性現代史―池田恵理子
生きて、愛して、闘って、書き続ける―朴日粉
日本株式会社の性差別を告発する―竹信三恵子
靴底を減らしてノンフィクションに挑む―安田浩一
反差別の週刊誌ジャーナリズムを―文聖姫
ドキュメンタリーの真の醍醐味を―永田浩三
植民地主義の現在を生きる―乗松聡子
差別と闘うジャーナリズム―石橋学
著者等紹介
前田朗[マエダアキラ]
東京造形大学名誉教授。1955年、札幌生まれ。2021年3月、東京造形大学を定年退職。現在、朝鮮大学校法律学科講師、日本民主法律家協会理事、NGO国際人権活動日本委員会運営委員、救援連絡センター運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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