出版社内容情報
図書委員長になった小学6年生の陶子は、
読みやすい「図書だより」づくりに取り組むことになった。
でも、いつも相談にのってくれる千絵梨の様子がおかしい。
家のことで心配ごとがあるみたい……
ちがいすぎると、友だちでいられないの?
みんな自分らしくいるには、どうしたらいいの?
陶子のたどりついた答えとは――。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
なななお
18
タイトルの『図書だより…』に吸引力を感じて手に取る。そうそう、文字ばっかりの図書だよりは誰も読まないし、折角いいこと書いていても読まれなければ紙くずと同じ。親友との関係、その弟との関係で、「文字が読める人ばかりが図書室に来るわけではない」と気づき、図書だよりに改良を加えていく主人公。スゥエーデン発の『リンゴの棚』の事も知らなかったので、とてもいい気付きを得ました。2025/12/04
Mayuko Kamiwada
8
6年生の陶子と千絵梨は友達。ひみつの交換ノートに自分の好きなことを書くことを楽しみにしている。あるとき、家の事情で今までのように千絵梨と一緒にいる時間が少なくなり・・・。陶子は友達のことや委員会での仕事のことなど様々なことに悩みつつ、どうしたら解決できるか奔走する。また千絵梨は家族のことで悩みつつも、一人で頑張ろうとする。6年生なりに自分たちで解決しようとする姿は読んでいてグッときた。読書バリアフリーにも触れていたので、本書を通して子どもたちにも認知していけたらと思う。2025/11/21
えびー
5
高学年に。主人公は6年生の陶子。図書だよりを作りたかったから、思い切って図書委員長になった。仲良しの千絵梨とは秘密の交換ノートを書いている。でも最近千絵梨の様子がおかしくて…。テーマは友情・ヤングケアラー・読み書き障害・バリアフリー。内容てんこもりなのに読みやすく、とても良い本だった。「字を読むのが苦手な子の視点に立った図書室づくり」という点で考えさせられた。買いたい。2025/10/28
はなびや
4
帯に書かれている情報から、小6になって友だち関係が難しくなったお話かと思いきや、入口はそうでしたが、奥が深かったです。読書バリアフリーのことも出てきました。まずは、図書委員の子たちに読んでもらうのが良さそうです。2025/10/29
芦屋和音
2
小6の陶子は図書委員長になって図書だより作りに励む。親友の千絵梨に相談したいけど、仲違いしてしまい……。困ることはあってもかわいそうではない。障害は元からあるものじゃなくて周りが決めるもの。「読みやすい」図書だよりを完成させるために、陶子と一緒に気づかされることがたくさんありました。2025/12/12




