出版社内容情報
ヘルピングの第一人者であるヒル教授による体系的訓練手法を網羅した、援助職を養成する専門家の虎の巻としても必携の一冊である。アメリカではカウンセラーの面接技法の初歩として、また対人援助職に必須のコミュニケーション・スキルとして重視される「ヘルピング」。原著は、ヘルピングの第一人者であるヒル教授による体系的訓練手法を網羅した、アメリカ心理学会(APA)刊行のロングセラー。ロジャースのクライエント中心理論・精神分析理論・行動理論をベースにした「3段階モデル」に沿って、初回面接?面接終結までに必要なスキルを実践的に学ぶことができる。
第?部 概 観
1章 ヘルピングを学ぶ前に
2章 ヘルピングの3段階モデルについての理論的基盤
3章 ヘルピングのプロセスと結果
4章 ヘルピングにおける倫理的問題
第?部 探 求 段 階
5章 探求段階の概観
6章 かかわりと傾聴
7章 開かれた質問と探り
8章 言い換え
9章 感情(フィーリング)の反映
10章 探求段階のその他のスキル
11章 探求段階のスキルの統合
第?部 洞 察 段 階
12章 洞察段階の概観
13章 挑 戦
14章 解 釈
15章 洞察の自己開示
16章 即 時 性
17章 洞察段階のスキルの統合
第?部 行 動(アクション) 段 階
18章 行動(アクション)段階の概観
19章 行動(アクション)段階のスキル
20章 行動(アクション)段階のステップ
21章 行動(アクション)段階のスキルの統合
第?部 ま と め
22章 3段階の統合
クララ・E・ヒル[クラライーヒル]
著・文・その他
藤生 英行[フジウ ヒデユキ]
監修/翻訳
岡本 吉生[オカモト ヨシオ]
翻訳
下村 英雄[シモムラ ヒデオ]
翻訳
柿井 俊昭[カキイ トシアキ]
翻訳
目次
第1部 概観(ヘルピングを学ぶ前に;ヘルピングの3段階モデルについての理論的基盤 ほか)
第2部 探求段階(探求段階の概観;かかわりと傾聴 ほか)
第3部 洞察段階(洞察段階の概観;挑戦 ほか)
第4部 行動段階(行動段階の概観;行動段階のスキル ほか)
第5部 まとめ(3段階の統合)
著者等紹介
ヒル,クララ・E.[ヒル,クララE.] [Hill,Clara E.]
1974年に南イリノイ大学でPh.D.の学位を取得。メリーランド大学心理学部講師を経て、同大学教授、カウンセリング心理学プログラムの共同責任者を務める。これまで、心理療法研究学会(Society for Psychotherapy Research)会長、『カウンセリング心理学学会誌』(Journal of Counseling Psychology)の編集長を務めたほか、アメリカ心理学会第17部会(Society of Counseling Psychology)よりレオナ・タイラー賞(the Leona Tyler Award)、同第29部会(Psychotherapy)より優秀心理学者賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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