出版社内容情報
きょうだい児――病気や障がいのある兄弟姉妹をもつ子どもたち。
家族を思う気持ちと、自分自身の生き方のあいだで、
きょうだい児たちは、なにを思い、どのような悩みをかかえながら、
自分の生きる道を見つけてきたのでしょうか。
高校生の中山穂乃果さんが難病の妹とともにこれまで歩んできた道と、
社会人になった二人の元きょうだい児の半生を、
みずからも元きょうだい児である著者がえがいたノンフィクションです。
この本に登場する(元)きょうだい児たち
中山穂乃果さん――高校2年生。難病の妹をもつ。きょうだい児であることで、たくさんのすてきな出あいに恵まれ、自分らしく生きる勇気をもらう。「二度とあきらめない!」と、大好きなミュージカルで、自分の思いをたくさんの人にとどけるのが夢。
藤木和子さん――弁護士。聴覚障がいの弟を持つ。交流の場をつくり、法律的な助言や講演をとおして、きょうだい児たちのなやみによりそう活動をつづけている。
志村駿介さん――障がい者支援者向け研修サービス会社を経営。ダウン症の弟を持つ。自分の経験を生かし、多様性を認めあう社会づくりに貢献するための事業をおこなっている。
内容説明
きょうだい児―病気や障がいのある兄弟姉妹をもつ子どもたち。家族を思う気持ちと、自分自身の生き方のあいだで、きょうだい児たちは、どのように道をひらいてきたのか。みずからも元きょうだい児である著者が、家族の障がいと向きあう子どもに光をあてたノンフィクション。
目次
第1章 難病の妹を持つお姉さん
第2章 相談にのってくれた人たち
第3章 心魂プロジェクトとの出あい
第4章 きょうだい児たちの思い
第5章 あなたが人生の主役―藤木和子さん
第6章 多様性を認めあう社会に―志村駿介さん
第7章 自分の居場所を見つけてほしい
著者等紹介
高橋うらら[タカハシウララ]
東京都生まれ。慶應義塾大学卒業。日本児童文芸家協会理事。命の大切さをテーマに児童文学を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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