アフリカで、バッグの会社はじめました―寄り道多め仲本千津の進んできた道

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アフリカで、バッグの会社はじめました―寄り道多め仲本千津の進んできた道

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  • サイズ 46判/ページ数 136p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784378015637
  • NDC分類 K589
  • Cコード C8095

出版社内容情報

目の覚めるような原色に、花や動物、サークル模様がデザインされていて、持つだけで心が華やいでくる――人気のバッグ・ブランド「リッチーエブリデイ」を立ち上げた仲本千津さんは、いま注目の「社会起業家」です。

千津さんは、子どものころから「人の命を救う仕事をしたい」と思っていました。最初は医師になりたいという夢をもっていましたが、それをあきらめることになり、つぎに国連職員を目ざします。大学に入り、今度は研究者への道を進みましたが、銀行員として社会人生活をスタートすることになりました。それでも、自分の夢をかなえる仕事を探しつづけた千津さんは、転職先の仕事でアフリカ・ウガンダのシングルマザーたちに出会います。「彼女たちの力になれるビジネスはないだろうか」。そして千津さんは、アフリカンプリントを使ったバッグをつくる会社を立ち上げました――。

バッグづくりを通して、アフリカの貧困問題を解決し、女性を勇気づけ、輝かせたい――迷い、遠回りしながら、自分の信じる道を歩んできた仲本千津さんの姿を描く “進路決定”ドキュメンタリー。

内容説明

人の命を救う仕事をしたい、と願いながら、夢をあきらめたり、思いがかなわなかったり。それでも、いつだって彼女は前を向き、歩きつづけました。アフリカ・ウガンダでバッグ工房を立ち上げて、バッグづくりを通してアフリカ女性を支援する社会起業家・仲本千津さんの、これまでの迷い多き道をたどる“進路決定”ドキュメンタリー。

目次

第1章 社会起業家、仲本千津
第2章 「私、国連で働く!」
第3章 銀行からアフリカ支援NGOへ
第4章 起業
第5章 おかあちゃん百貨店飛び込み営業事件
第6章 原石が宝石に変わるとき
第7章 罪深きファッション産業
第8章 ウガンダのためにも、日本のためにも
第9章 救えなかった命
第10章 夢見る力
第11章 平和をつくるバッグ

著者等紹介

江口絵理[エグチエリ]
1973年生まれ。立教大学文学部卒業。出版社で書籍編集者として働いた後、2005年よりライター、児童書作家に。著書に日本絵本賞を受賞した『ゆらゆらチンアナゴ』(ほるぷ出版)ほか子ども向けの動物の本多数。雑誌やウェブでの人物インタビュー記事や『未来を変える目標 SDGsアイデアブック』(Think the Earth)の執筆なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

104
巷に溢れる安易なというか、意味がずれて使われている場合が多い「ソーシャル・ビジネス」といは、何かを考える。そこに関わる人、文化、歴史だけなく、環境も含め、時間軸をきちんと踏まえた取組こそ、目指すべきものではないかと思う。そんなことを考えさせてくれる。思いを持っている人には、それに関わるメンター的な人が現れるものだ。それは、後になってわかることも少なくない。近江商人の三方良しの精神の延長線上にあること。2024/07/26

☆よいこ

100
分類289。仲本千津さんがどのようにしてアフリカ発のバッグブランドを立ち上げたのかのノンフィクション▽緒方貞子さんに憧れて国連で働きたいと夢見た子供時代。海外で働きたいと就職し勉強をして資金を溜めていたところで東日本大震災発生。今やらなきゃと一念発起の行動力でアフリカのウガンダへ行く。多くの出会い(メンター)に支えられ、コロナ禍も乗り越えていま注目される起業家となる▽あとがきは、著者から中高生に向けてのメッセージ「まずは、いつもの毎日の中で、ごくささいなことを”自分で”決めることから始めてみて」良本2024/07/16

chimako

79
【第70回読書感想文全国コンクール課題図書】ノンフィクションはこれ。小さい頃から勉強ができて、人望もあった仲本千津さんがアフリカでバッグの会社を立ち上げ「人の命を救う仕事」に繋げていく現在までの道のりを描く。読みやすく、引き込まれるドキュメントとなっている。やりたいことに気付き、それに向かっていくバイタリティーはハンパないがそれまで培った人脈やスキルがとても大切なのだと気づかされる。会社の利益はまずは働く人々の暮しの確立と充実。セーフティネット構築は素晴らしい。彼女のバッグは魅力的。さて、どれにしようか?2024/05/31

k sato

68
私が中高生だったら仲本千津氏に憧れた。ウガンダ産のバッグメーカーを起業した社会企業家の仲本氏。チャリティ感覚を排除した企業ポリシーに国内外の政府や企業が共感した。地元女性の雇用創出とウガンダ産の生地・縫製にこだわったブランド志向が高く評価されている。女性の自立は貧困や紛争から脱却する手段と訴える仲本氏。施しではなく自立支援に着目したことに感心する。大谷翔平氏のように、幼少期からの夢を叶えるだけが最高の人生じゃない。仲本氏のように「命を救う」信念があれば人生の選択肢は無限にある。そして、人生はなんとかなる。2024/08/17

ぶんこ

61
仲本さんの起業の信念は、その場で終わってしまう支援ではなく、人々の生活が潤い、長く続く仕事の場を作り上げること。ある日市場でアフリカンプリントが山になって売られているのを見て衝撃を受け、それを使って生活に困窮していたシングルマザーが縫製を担ってバッグを作り始める会社を作る。安い工賃で使い捨てのような職場ではなく、皆が誇りを持って仕事に励める会社というのが素晴らしい。生きていく上で、進む道を変えてもいい。自分のやりたいこと、好きな事をする。アフリカの女性たちに届いてほしい。2024/11/09

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