内容説明
なぜ、命がけでドーバー海峡をわたるのか?戦乱のバグダッドを去った15歳のアブドゥルは、フランス、カレーの移民キャンプ「ジャングル」からイギリスへ向かおうとする。立ちはだかる高波と国境の壁。
著者等紹介
エリス,デボラ[エリス,デボラ][Ellis,Deborah]
カナダ、オンタリオ州生まれ。わかいころより、反戦、女性解放のための活動をつづけている。作家として、途上国で生きる子どもたちを主人公とした感動的な作品をつぎつぎと発表し、子どもたちが背負わされたさまざまな問題に、世界中の読者の関心をうながしている。カナダ総督文学賞、ルース・シュワルツ賞ほか、内外の多くの賞を受賞。戦乱のアフガニスタンを生きぬく少女を描いた三部作「生きのびるために」「さすらいの旅」「泥かべの町」(以上、さ・え・ら書房)は、17か国語の翻訳され、100万ドル以上の印税をストリート・チルドレンやアフガニスタンの女性のために活動するNGOに寄付している
もりうちすみこ[モリウチスミコ]
森内寿美子。福岡県生まれ。訳書『ホリス・ウッズの絵』(さ・え・ら書房)が産経児童出版文化賞に、訳書『真実の裏側』(めるくまーる)が同賞推薦図書に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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