内容説明
通称スコットランドヤードで親しまれるロンドン警視庁は、社会の中でその役割をどう果たしてきたか。大ロンドン圏の街頭、河川、鉄道で活躍するお巡りさんたちの追跡取材に加え、凶悪犯罪の横行や社会環境の悪化など、ロンドンの抱える病巣などとジレンマも描きだす。
目次
1 スコットランドヤード誕生(正義の味方フィールディング一派―ロンドン警察のさきがけ;ピール卿の治安対策―ロンドン警視庁の確立)
2 ロンドンのお巡りさん(警察官のタマゴ―養成所から街頭へ;テムズ河川警察―船上のポリスたち;鉄道警察官―地下鉄犯罪を追って;ハンドラー―警察犬との二人三脚)
3 ロンドン犯罪地図(事件現場へ急行せよ―パトカー同乗記;ヤードに銃は必要か―転機にたつ非武装主義;犯罪につながる社会状況―ホームレスとチャイルドライン;ブラック・ミュージアム―悪事資料館)
4 暮らしのなかの警察(郊外のお巡りさん;ボランティア警察官)
ロンドン警視庁警察官募集要項
警察官の会話教室テキスト