How-nual visual guide book<br> よくわかる最新代替肉の基本と仕組み―人口増加と環境問題の解決手段

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How-nual visual guide book
よくわかる最新代替肉の基本と仕組み―人口増加と環境問題の解決手段

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  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784798067674
  • NDC分類 588
  • Cコード C0040

出版社内容情報

近年の SDGs や動物福祉への関心の高まり、世界各地で起きている食糧不足の解消に向けて、世界中で研究・商品化が進む植物由来肉や培養肉といった「代替肉」について、イラストやグラフ、表、写真などを交えながらわかりやすく解説していきます。

目次
第1章 代替肉の必要性
 1-1 代替肉とは?
 1-2 SDGsと代替肉
 1-3 人類と食料
 1-4 食料不足
 1-5 人類を飢えから救った技術
 1-6 代替肉の歴史 

第2章 食品の科学
 2-1 炭水化物
 2-2 脂質
 2-3 タンパク質
 2-4 生命体の構造と生命エネルギー
 2-5 微量栄養素
 2-6 食品アレルギー

第3章 代替肉としての植物肉
 3-1 動物性タンパク質と植物性タンパク質
 3-2 動物性プロテインと植物性プロテイン
 3-3 動物性食品と植物性食品の成分
 3-4 大豆タンパク
 3-5 そのほかの植物原料代替肉
 3-6 植物肉の調理法

第4章 代替肉としての培養肉
 4-1 培養とは?
 4-2 培養の方法
 4-3 培養肉の作り方
 4-4 より肉に似た構造の培養肉
 4-5 培養肉の実際
 4-6 石油タンパク

第5章 代替肉としての昆虫食
 5-1 昆虫食の歴史と現状
 5-2 食用昆虫の種類と料理法
 5-3 昆虫の栄養学的組成
 5-4 昆虫の飼育と培養
 5-5 昆虫食の問題点

第6章 代替肉としての養殖肉
 6-1 天然素材と改良素材
 6-2 養殖漁業
 6-3 畜産
 6-4 酪農
 6-5 代替飼料

第7章 代替肉と遺伝子工学
 7-1 交配と品種改良
 7-2 遺伝子工学
 7-3 遺伝子組み換え作物
 7-4 ゲノム編集
 7-5 遺伝子工学の問題点

第8章 代替肉の問題点
 8-1 代替肉の安全性
 8-2 代替肉の生産性
 8-3 代替肉の市場規模
 8-4 代替肉の将来

著者略歴
著・文・その他:齋藤勝裕

1945年生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了。現在は名古屋工業大学名誉教授。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学。食品関連の著書としては、『食品の科学」 が一冊でまるごとわかる』(ベレ出版)、『料理の科学』(SB クリエイ ティブ)、『SUPER サイエンス 鮮度を保つ漁業の科学』(シーアンド アール研究所)、『図解 身近にあふれる「栄養素」が 3 時間でわかる本』(明日香出版社)などがある。

内容説明

食の技術革命。植物由来肉から培養肉・魚、昆虫食までの代替タンパク質。製造方法から食品としての課題まで。

目次

第1章 代替肉の必要性
第2章 食品の科学
第3章 代替肉としての植物肉
第4章 代替肉としての培養肉
第5章 代替肉としての昆虫食
第6章 代替肉としての養殖肉
第7章 代替肉と遺伝子工学
第8章 代替肉の問題点

著者等紹介

齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
1945年生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了。現在は名古屋工業大学名誉教授。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つーちゃん

10
いわゆる大豆ミートや、昆虫食、培養肉が代替肉になるわけだけど、「野生の肉の代わり」として酪農や養殖も代替肉として取り扱ってて驚いた。日本人は、動物愛護や環境問題への意識が(欧米と比べると)低いうえ、本物思考で代替肉マーケットが入りにくいらしい。でもカニカマやカマボコが良く売れるので、価格さえコントロールできれば日本市場で今後代替肉が伸びていく可能性があるそうだ。2022/09/15

マイアミ

6
★★★ 代替肉は大体肉なんですか? どうなんですか? 動物性タンパク質と植物性タンパク質では必須アミノ酸が取れる量に大分違いがあることがわかった。植物性の場合大豆だけが動物性タンパク質で接種できるアミノ酸と変わらないことがわかった。培養肉と虫なついて説明は興味をひかれた。3Dバイオプリンターを使って立体的な培養肉を作る技術。あとはコストをどのくらいまで下げられるかによって、次世代の食肉市場が決まりそうだ。

さーふアザラシ

2
人口の増加、脱食肉、SDGs、宗教などにより人口の肉が作られている。イギリスではキノコを使った肉が食べ始められた。植物性、動物性タンパク質の違い。アミノ酸構造。ゲノム、食の安全。2h★52022/09/04

Humbaba

1
畜産は食料の絶対量という面で見ると非常に効率が悪い。人口が少なく十分な食料を供給可能な状況であればその効率についても許容されるが、人口が増えてくれば全ての人を賄うには到底足りなくなる。一方で、食肉を求める声は強く、それを完全になくしてしまうわけにもいかない。だからこそ安定して高効率で供給可能な代替肉の開発が行われる。最初のうちはコストの面では劣っている部分があったとしても、それも続けていき、広まるうちに自然とコストは低減させることが可能になると予測される。2024/11/13

ととむ

0
クオーン食べてみたい2024/10/26

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