内容説明
なぜユーゴは解体し、悲劇的民族対立/紛争が起こっているのか。現地で直接関与した体験をもとに、旧ユーゴの民族和平を解く。
目次
ユーゴの変貌を目撃―プロローグ
1 ユーゴスラヴィアの解体―スロヴェニアとクロアチア
2 民族主義の呪縛―新ユーゴ・セルビアとマケドニア
3 ユーゴの縮図ボスニア―ムスリム人、クロアチア人、セルビア人
4 平和と和解への道―国際社会の対応と日本
ベオグラードの憂鬱―エピローグ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
印度 洋一郎
2
旧ユーゴスラビア解体寸前の公使であり、新ユーゴスラビアの臨時大使であった著者による旧ユーゴ解体の過程とその後の内戦の経過(1994年初頭まで)を記録。この時点ではまだクロアチアやボスニア・ヘルツェゴヴィナの内戦は終息しておらず、停戦も先行き不透明だった。現地に赴任した外交官視点での解説が興味深い。「欧米は民族浄化などセルビアを悪役視したがったが、実際はクロアチアもムスリム人達もやっていた」「経済制裁は辛抱強く保守的なセルビア人には逆効果」「生活の悪化で将来の展望の見えない若者が老人や子供に暴言を吐く」など2020/05/17




