内容説明
12年間、国際秘書兼英語教師として仕えた側近と、改革派経済学者が、リアリズムとロマンチシズムが矛盾葛藤する毛沢東の実像を浮き彫りにする。
目次
1 英語を学んだ毛沢東―側近が明かす素顔
2 夜行性で気ままな日常―頑健にして孤高の人
3 恵まれなかった結婚生活―三人の妻と子どもたち
4 古今に通じた博学の士―書物を生涯の友として
5 政治指導者としての光と影―文革に追いやられる苦悩
6 中国式経済モデルを模索―社会主義への独自の道
7 台湾問題と対米関係に腐心―中国統一へのアプローチ
8 自主独立を貫いた外交姿勢―世界政治を動かす力量
9 矛盾に満ちた人間像―虎気質と猿気質と
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- 和書
- 愛といのちと 新潮文庫