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内容説明
この本は、「アメリカ人が抱える問題は、私たち自身の問題でもある」とする社会派ジャーナリストが、いまアメリカ内部で生起している特徴的なうねりをさぐった、アメリカン・ソシオロジー最新リポートである。ある少年の「尊厳死」、2億人の健康幻想、「不婚の母」の過激な実験、宇宙を飛べない宇宙飛行士、原爆を落とした国の「ヒロシマ」、「報道の自由」にあえぐジャーナリズムなど、過激なテーマと話題の人物に肉迫し、そのヒューマン・ストーリーによって、「やわらかい民衆社会」のダイナミズムを描く。
目次
1 ある少年の「尊厳死」―「死ぬ権利」を認めるか
2 2億人の健康幻想―心臓移植時代の生命観
3 スーパーウーマンたちの物語―フェミニズムの新しい潮流
4 変わるセックスライフ―AIDSとゲイ・コミュニティにみる
5 「不婚の母」の過激な実験―しのびよる「自由」の代償
6 大統領を叱った男―アメリカ原風景への郷愁
7 私たちがコロンブスを発見した―インディアンの物質文明批判
8 宇宙を飛べない宇宙飛行士―崩れゆく安全神話のなかで
9 原爆を落とした国の「ヒロシマ」―抑圧される原爆記者たち
10 新世代のジャパノロジー―日米貿易摩擦をこえて
11 「世論」の仕掛け人たち―寡占化するジャーナリズム
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