内容説明
この記録は、かつて鉄鋼王国を誇ったアメリカの基幹産業〈鉄〉が、もろくも崩壊していった過程を描き、その原因を分析した、ピューリッツァー賞記者によるドキュメント。全米第2位のベスレヘム・スチールをモデルに、興隆と栄華、敗退と再生への苦闘のドラマを、そこに生きた人びとの生の声をもとに描き出す。
目次
1 鉄鋼王国の興隆(激烈な草創期;ベスレヘム・スチールの城下町)
2 自己破壊の歳月(不況のなかのベースアップ;ベスレヘムのたそがれ)
3 荒れ狂う合理化(ベスレヘムの黒い金曜日;解雇の衝撃;輸入規制への期待)
4 嵐のあとで(工場閉鎖の余波;労働者が会社を買うとき)
感想・レビュー
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