鉄鋼産業の崩壊―ベスレヘム・スチールの教訓

鉄鋼産業の崩壊―ベスレヘム・スチールの教訓

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  • サイズ B6判/ページ数 290p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784377307702
  • NDC分類 564.09
  • Cコード C0334

内容説明

この記録は、かつて鉄鋼王国を誇ったアメリカの基幹産業〈鉄〉が、もろくも崩壊していった過程を描き、その原因を分析した、ピューリッツァー賞記者によるドキュメント。全米第2位のベスレヘム・スチールをモデルに、興隆と栄華、敗退と再生への苦闘のドラマを、そこに生きた人びとの生の声をもとに描き出す。

目次

1 鉄鋼王国の興隆(激烈な草創期;ベスレヘム・スチールの城下町)
2 自己破壊の歳月(不況のなかのベースアップ;ベスレヘムのたそがれ)
3 荒れ狂う合理化(ベスレヘムの黒い金曜日;解雇の衝撃;輸入規制への期待)
4 嵐のあとで(工場閉鎖の余波;労働者が会社を買うとき)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

m_a

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新技術の投入の遅れ、労組に対する過剰な譲歩、海外勢との競争などビックスリーとほぼ同様の要因で衰退したベスレヘム・スチールの話。調子のよい時に合わせてシステムを作ると状況の変化にきわめて弱くなるというこの本の教訓は、企業の経営だけでなく日常生活にも生かすべきと思った。2012/02/24

k_omni

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アメリカで第二の鉄鋼メーカーだったベスレヘムスチールの衰退史。労働組合と経営陣の対立がよくわかる。アメリカの経済学はこういう社会で発展してきたと考えると腹に落ちる。2023/02/10

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